世界最大のDJ大会を主宰するDMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS。日本でも1990年から開催され、多くの才能を輩出してきた。2012年は諸般の事情により日本大会が開催されなかったものの、2013年に新生DMC JAPANとして鮮烈な復活劇を遂げた。今年も過去最大規模となる日本全国8都市で地方予選を開催。日本一の称号を手にすべく、総勢100名以上のDJがエントリーし、日本一の称号を勝ち取る為に熾烈な戦いを繰り広げた。昨年のディフェンディング・チャンピオンを含め、総勢11名のファイナリストが決定。8月23日(土)に開催される決勝大会で雌雄を決する。そしてゲストアーティストもフルラインナップを発表。DJ IZOHやANARCHY、MSC、降神、DMCバトル部門の日本チャンピオン同士によるエキシビジョン、サイプレス上野のDJプロジェクトが登場。ラウンジフロアでもHABANERO POSSEやXXX$$$、DJ bluなど絢爛なゲストアーティストが揃った。数々のドラマが生まれたターンテーブリストの夏。最終話となる決勝大会で、日本一のDJが決定する瞬間を目撃して欲しい。
最終ゲストアーティスト発表!
HABANERO POSSE (JNGLFVR / WiFi MAFIA)
DJ blu (2010 DMC Japan Champion)
XXX$$$ (XLII & DJ SARASA) powered by Native Instruments Japan
DJ U-LEE powered by STUSSY
KO-ney powered by AKAI Professional
DJ KOPERO
DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2014 FINAL supported by KANGOL
2014.8.23 (Sat) 16:00 START 21:00 CLOSE
at WOMB www.womb.co.jp
当日 3000円 前売 2500円 学割 2000円 ※別途ドリンク代
前売取扱: e+, smart e+, clubberia
DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2014 FINALIST
DJ JIN-TRICK (沖縄代表)
DJ Beat-Pulp (東北代表)
DJ YAMAGAMI (北海道代表)
DJ TOMISHI (東海代表)
DJ HI-C (関西代表)
DJ DOM-AUTO (関西代表)
DJ 諭吉 (中四国代表)
DJ TAKAKI (関東代表)
DJ YOSUKE (関東代表)
DJ Bahn (九州代表)
DJ FUMMY (2013 DMC Japan Champion)
Exclusive Turntable Session
DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION) feat. ANARCHY, 竹内 朋康, 熊井 吾郎
Live
MSC, 降神 feat. DJ SHUN & DJ 440
Battle Exhibition
DJ BUNTA (2008 & 2010 DMC JAPAN SUPREMACY CHAMPION)
vs
DJ NORIHITO (2011 DMC JAPAN SUPREMACY CHAMPION)
Opening DJ
LEGENDオブ伝説 a.k.a サイプレス上野
Judge
DJ KENTARO, DJ IZOH, DJ 宮島, DJ blu
Host MC
DARTHREIDER
LOUNGE FLOOR
HABANERO POSSE (JNGLFVR / WiFi MAFIA)
XXX$$$ (XLII & DJ SARASA) powered by Native Instruments Japan
DJ blu (2010 DMC Japan Champion)
DJ U-LEE powered by STUSSY
KO-ney powered by AKAI Professional
DJ KOPERO
決勝大会をDOMMUNEで生配信!
8月12日にDMC JAPANの特別番組を配信したDOMMUNEをプラットフォームに、決勝大会を生配信することが決定。ネット環境があればPCやスマホから視聴出来るので、当日どうしても現場へ来れないDMCファンは自宅や外出先からでも観戦可能となっている。
8月23日(土)16:00 START
www.dommune.com
DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2014 AFTER PARTY supported by beats by dr.dre
organized by DJ IZOH
今年もアフターパーティーが開催決定!オーガナイズはワールドチャンピオン DJ IZOH!
2014.8.23 (Sat) 23:00 START
at SHIBUYA LOOP annex www.live-loop.com
当日 1500円
2012年のDMC WORLD CHAMPION、DJ IZOHがオーガナイズするアフターパーティーが開催決定!会場は決勝大会がおこなわれるWOMBから徒歩5分程に位置する渋谷Loop annex。DJ IZOHを筆頭にDMC JAPAN縁のアーティストが交互にブースを占拠。決勝大会の興奮をそのままに、ターンテーブリストが奏でる音楽の祭典は夜明けまで続く!
MORE INFORMATION : http://dmc-japan.jp
HABANERO POSSE (JNGLFVR / WiFi MAFIA)
FYS a.k.a BINGOとGUNHEADによるユニット。SEXY BASS & DIRTY GHETTO MUSICをコンセプトに活動しており、世界最大のベースミュージックの祭典OUTLOOK FESTIVALの日本版ではサウンド・クラッシュにて2連覇を成し遂げている。
また、ZEEBRA、RYUZO、KOHH、倖田來未、SKY-HI、KEN THE 390など、多数のアーティストの楽曲やリミックスを制作。更にディズニーのオフィシャル・コンピへの参加や、スプリットアルバム『XMAS MOOMBAH EXPRESS』をリリース。そして2013年には満を持して初のオリジナル楽曲によるEP「JAZZINN」を発表した。
また、block.fmでパーソナリティーも務めるなど、多岐に渡る活動を展開している。
DJ blu (2010 DMC Japan Champion)
ヒップホップやR&B、Bass Musicなどを自由自在に扱うターンテーブリスト / プロデューサー。
数々のDJバトルで成績を残してきており、2000年にはB-BOY PARK NO-TRICKS部門優勝、Vestax ExtravaganzaでFinalistに、2008年と2009年にはDMC JAPANのシングル部門で準優勝。そして2010年、DMC JAPANで念願の優勝を果たした。同年の世界大会では3位という結果を残した。
その後もDJ、ターンテーブリストとして活動しており、独自のDJセットアップであるTABS2を完成させた。
XXX$$$ (XLII & DJ SARASA) powered by Native Instruments Japan
ベース・ミュージックの旗手XLIIとハードコア体現者DJ SARASAによるライヴ・ユニット。
XXX$$$というグループ名は、「やりすぎ」を意味する「EXCESS」を文字ったものであり、とどまる事の知らない2人を表現している。
リアルタイムパッドコントロール、雷の様に素早いミックス。パンクバンドの様な激しさを持つパフォーマンスは大きな話題を呼び、マイアミ発の大型エレクトロニック音楽フェス『Ultra Music Festival』の韓国版 『Ultra Korea』にも出演。更に『Ultra Japan』のプレパーティー 『Road to Ultra Japan』にも出演するなど、活動を広げている。国境をも超える2人のユニットがベース・ミュージックの爆発力を最大化する。
DJ U-LEE powered by STUSSY
福岡県出身のヒップホップDJ / ターンテーブリスト。DJ PREMIER、PETE ROCK、JAZZY JEFF、PEANUTS BUTTER WOLF、J ROCCなど国内外のビッグアーティストとの競演を果たす。
また、DMCなどのDJ BATTLEにも多く出演。DJ IZOHからも実力を認められている。
2013年にはDJ UPPERCUTとの共作ミックスCD『40DAYS MIX』をリリース。2014年にリリースしたミックスCD『BRAND NEW ADDICTION』はDJ YASA (KIREEK)にも絶賛され、話題作となっている。
KO-ney powered by AKAI Professional
AKAIの名機サンプラーを用いた国内屈指のMPCプレイヤーであり、トラックメイカー。
ラップの教科書での教則用ビート提供、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!における企画でのビート提供、USTREAMを介した自身による定期的なトラックメイク講義、生バンドでのライブサポートもこなすなど、活動は多岐に渡る。
2014年、総勢14名の豪華なゲストMC陣を招いた渾身のフルアルバム『Pad Craft』を、インディーズレーベルtop billin’よりリリースした。
DJ KOPERO
1986年生まれ。2002年よりDJとしてのキャリアを地元広島にてスタート。
中学生時代にブレイクダンスに没頭していた影響もあり、幅広く様々な新旧ヒップホップやR&B、ダンスミュージックに触れていた。
2010年4月には両国国技館で開催されている国内最高峰のダンスバトル、DANCE@LIVEにDJとして参加。同年秋よりラッパー/Black Swan代表のDARTHREIDERのライブDJとしての活動を開始。
2012年より新譜にフォーカスしたパーティーBUDDINをDJ Yanatakeと共に主催。
降神 feat. DJ SHUN & DJ 440
志人、なのるなもないを中心としたユニット。その唯一無二の存在感は「降神:origami」というジャンルを作り上げ、ヒップホップ内外問わず、多くの音楽家や芸術家を魅了している。
演劇的とも称されるライブは従来のライブとは一線を画し、日本語表現の新たな方向性を指し示す。
降神の母体とも言えるアート集団TempleATSには絵描きにトラックメイカー、バトルDJ等のトップクリエイターを擁し、共に新境地を切り拓き続けている。
そして、今回のDMCにおいてはTempleATSからDJ SHUNとDJ 440の参加が決定。バトルファンには垂涎であることはもちろんだが、降神とのセッションを通して更なる地平を見せてくれるだろう。
LEGENDオブ伝説 a.k.a サイプレス上野
サイプレス上野によるバレバレ覆面DJプロジェクト。2009年よりKING OF J-POP DJ TEAMである申し訳ナイタズに加入。現在まで発表したミックスCD『DEAR CUSTOMER』全4シリーズは全て完売状態。
『最近のディージェイ』はMCが手がけたミックスとしては異例の1000枚超えのセールスを記録した。
2010年には6枚目の作品であり、日本語ラップ史に多大な影響を及ぼしたFILE RECORDSの音源を使ったオフィシャル・ミックスCD『LEGEND オブ FILE MIX』をリリース。
更に2011年には映画『モテキ』を記念して発売された『モテキ的音楽のススメ MTK PARTY MIX盤』にも参加した。
DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION / SUPER SONICS)
2012 DMC WORLD CHAMPION。ヒップホップを根底にベースミュージックまで自在に操るターンテーブリスト。
2012年、世界最大のDJバトルであるDMC WORLD DJ CHAMPIONSHIP 2012で優勝し、世界一の称号を手にした。
帰国後、日本No.1のストリート・ラッパーANACHYとのミックス作品をリリース。
2013年、ニューヨークで開催されたDMC US Finalsで、初のアメリカ人以外のゲストDJとして招聘され、見事なパフォーマンスを披露した。
ラッパーTARO SOULとSUPER SONICSとしても活動しており、2014年3月には待望の1stアルバム『SCRATCH YOUR WORLD』をリリース。
今回、世界チャンピオンになった後、DMC JAPANで初めて披露する特別なショーケースに期待が高まる。
ANARCHY
自らの人生を生々しく綴ったリリックをエモーショナルにラップするスタイルにより、ジャパニーズ・ヒップホップの新王道を作り出してきた。
ゲットーとも言える京都市向島の市営団地で彫り師の父親によって育てられた。
15歳でラッパーとしての活動を開始するも、17歳で暴走族の総長となり、18歳の1年間は少年院で過ごしている。
その後、逆境をバネに稀代のアーティストまでに成長し、2014年1月1日avexからのメジャーデビューを発表。
7月にメジャーデビューアルバム『NEW YANKEE』をリリースした。
竹内朋康 (マボロシ / SUPER BUTTER DOG)
1997年、SUPER BUTTER DOGのギタリストとしてメジャーデビュー。
2004年にRHYMESTERのMummy-Dと共にマボロシを結成。
また、堂本剛率いるShamanipponへの参加を始め、安室奈美恵、忌野清志郎、椎名林檎、Suger Soul、Zeebra、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDなど、数々のレコーディング参加作品やプロデュースワーク、リミックス作品がある。
熊井吾郎
DJ、MPC プレイヤー、トラックメイカー。
MPC パフォーマンスコンテスト『2011 GOLDFINGER’S KITCHEN』BEATCROSS部門にて優勝。
トラックメイカーとしてもKREVA、LITTLE、MCU、SEEDA、L-VOKAL、COMA-CHI、サイプレス上野とロベルト吉野、SONOMI、ROMANCREW、など様々なアーティストに楽曲を提供している。
MSC
新宿拡声器集団。街とそれを見つめる自身のドキュメントと言える音楽性がカルト的な人気を博している。
2002年、blast誌から登場したコンピレーション・アルバム『HOMEBREWERs vol.1』にMSCの楽曲が収録されシーンに衝撃を与え、その後にリリースしたアルバム『マタドール』で知名度を確固たるものにした。
2006年には2ndアルバム『新宿 STREET LIFE』を発売し、アンダーグラウンドな感覚を残しつつも、新たな音楽性を提示した。
後にライターの古川耕は彼らのことを「社会的な歌詞で一時代を築いたパブリック・エナミーのチャックDはヒップホップを「ゲットーのCNN」と表現した。つまり優れたラッパーは都の綻びを伝えるスポークスマンでなくてはならない。MSCは、この日本に久々に出現した都市のリサーチャーだ。」と語った。
そして2014年、これまで所属していたLibra Recordsと袂を分かち、新生MSCとして東京の新時代を象徴するクルーへと進化を遂げる。
DJ BUNTA (2008 & 2010 DMC JAPAN SUPREMACY CHAMPION / DLIP Records)
HIPHOPというスタイルを全面に押し出したスタイルで、SHIBUYA NO.1 DJ CHAMPIONSHIPSにて初代チャンピオンに輝く。その後2008年と2010年にはDMC JAPANバトル部門で優勝。
彼の実力は世界が認めている。
JAZZY JAYからはスキルや選曲を絶賛され、GRANDMASTER ROC RAIDAには「お前みたいに本物のHIPHOPを使ってルーティーンを作る奴は世界にはもういないよ。そのお前だけのスタイルをずっと続けてくれ」と言わしめた。
現在のバトルDJでは最もレコードを掘っているアーティストと言われており、幅広い選曲とバトルで培ったスキルを余すことなく発揮している。
DJ NORIHITO (2011 DMC JAPAN SUPREMACY CHAMPION)
10代の頃にDJ Q-BERTに衝撃を受けスクラッチを始める。
その後、VESTAXが主宰するDJバトルやITFなど数々のDJバトルに出場し、頭角を現してきた。
2002年DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP FINALに初出場。そして2011年、DMC JAPANバトル部門にて念願の日本一の座を勝ち取る。
同年ロンドンで行われたDMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPSでは世界大会へは初挑戦にも関わらず、日本を代表したパフォーマンスを存分に披露し、準優勝という輝かしい功績を残した。
DARTHREIDRE (Black Swan / Da.Me.Records)
1977年フランス生まれ、東大中退。
ヒップホップエネルギー永久機関として、ライブ・MC・DJ・レーベル社長として全国を駆け巡る。
2010年、脳梗塞で倒れるも劇的に復活。合併症で左目の視力を失いながらもより精力的に活動している。
2011年『NO拘束~MONOEYE VISION』、2012年『夕日のガンタイ~chill after blood』に続いて『SUPER DEAD』を発表。まさに超・死人として人生そのもののドラマを表現し続ける唯一無二のヒップホップMC。