2013年は『シンクロニシティ』や『アースガーデン』『朝霧JAM』など野外フェスや大型フェスに出演し今ノリに乗ってる彼らが4枚目のアルバム『JOY』を引っさげ満を持してのクアトロワンマン開催!略してクワマン!飲んで歌って踊って食べてなお騒がせバンドが魅せる初の大箱でのワンマンはどんな事になる!?テナーサックスのCrossYou氏にお話を伺いました!
CrossYou(RIDDIMATES) INTERVIEW
—–初登場という事で、まずは自己紹介からお願いします。
RIDDIMATESのtenor saxを担当してますCrossYouです。
—–今回はですね、4月の新作と5月にありますクアトロ・ワンマンの話を聞きたかったんですけど、結構他紙でも話をしてると思うので(笑)前から気になってたちょっと音楽ROOTS的な話を聞きましょう(笑)
はい、それでお願いします(笑)
—–だいたい聞く質問なんですけど、物心付いた時に聞いてた音楽ってなんですか?
う〜ん。。小学校の頃で、チャゲ&飛鳥なんですけど大丈夫ですか?(笑)
—–あ、そういう感じで大丈夫です(笑)ちなみに今は幾つ?
今年で34歳ですね。
—–チャゲ&飛鳥からもっと今に影響を与えてるような音に出会ったのは?
中学高校と某ちょっと変わった学校で(笑)そこでリアルタイムの POPSとかでは無いもっと遡った忌野清志郎とかが根強くて、その流れなのかな?J-ROCKよりの真心ブラザーズ、サニーデイ、ウルフルズとか聴いていて、その中でスチャダラパー「GET UP AND DANCE」のホーン隊がスカパラ(Tokyo Ska Paradise Orchestra)だったのがきっかけでスカとか聴く様になりましたね。
—–その時点でサックスは?
そのスカとかを聴き始める前に親父がSONNY ROLLINSを聴いてた影響でサックスを始めたので、音的にはJAZZになります。
—–親父がJAZZ聴いてるっていいですよね。それが中学位ですか?
そうですね。サックスを始めた影響は親父のJAZZだったんですけど、実際は何かを表現したかっただけだと思いますね。それがトランペットでも歌でも他の楽器でも良かったんですけど、その時にサックスがビビビっと来たんだと思います。それでJAZZはそんなにのめり込んだわけでは無く、あくまでも始めたきっかけで。その後はクラリネットの先生にサックスを習ってたんです。
—–クラリネットの先生に?(笑)
はい(笑)なのでアベコベで上手になるわけでも無く。高校1年の時にちゃんとした人に習いに行ったら、『通販で買ったサックスじゃ駄目だよー』って言われて(笑)、それでちゃんとしたサックスを親父に買って貰ってそれをずっと大事に使ってました。
—–それで音的な影響として、今の流れにも関係あるスカに出会ったわけですね。
そうですね。スカパラを通してスカを知って。そこから掘り下げて、The SpecialsとかThe Skatalitesとかを聴く様になってコピーして。
高校の頃はスカパラやBob Marleyのコピーバンドをやっていて、そのバンドに今Ken Yokoyama bandでドラムを叩いてる元Mr.Orangeの英治とかいて懐かしいですね(笑)
—–凄い繋がりですね(笑)でもパンク系はあんまりやってなかった?
いや、パンク系もやってましたね。それこそ英治なんかはMr Orangeを既にやってて、俺はBack Drop BombとかPotshotとかSCAFULL KINGなんかのコピーもやってましたね。
学校内でスケーターとかのちょっと悪い系の集団がいて(笑)割とそういうグループの奴とかに『サックス吹いてよ』みたいな感じで参加してました。
—–それで高校の頃はずっとコピーバンド?
いや、高校2年の時にStep By Stepに入ったのでオリジナルはそこで。
—–え?そんな若い頃に加入してたんですか?高校2年で加入してたっていうのがビックリ(笑)。
ですね(笑)まだ名前も決まってない頃です。たまたま入った楽器屋さんでメンバー募集してて。元B.O.B ANIMALSのメンバーが新しいメンバー探してるみたいな感じで。
—–という事は初期オリジナルメンバー?
そうです。それで13年位やって最後の方はRIDDIMATESを立ち上げたので被っていました。
—–RIDDIMATESを始めた経緯は?
最初は緩い感じでROCK STEADYのカバーとかやりたいなって思ってトロンボーンと結成したんですけど、やっぱりオリジナル曲とか作って作品出そうってなると、オリジナルのスタイルを作りたくなっちゃうんですよね(笑)Step By Stepの音楽も大好きだったし、ああいうスカも大好きだったんですけど、それよりももっとホーン隊を中心で、どうオリジナリティーを出すかというのを色々考えながら、普通のスカとかレゲエよりも攻撃的なスタイルを追及したら1stとか2ndみたいな作品になりましたね。
—–元々の構想とはちょっと違っては来てる感じ?
最初は本当に緩いのがやりたかったんですけど徐々に変わって来て、作品を出した頃にはだいたいのやりたい方向は見えてましたね。
—–基本ホーン隊中心っていうのが理想?
元々Step By Stepにいた頃、Koosuke君の後ろっていう立ち位置でバンドを見る中で、俺だったらこうしたいなっていうのが少しづつ芽生えてて。その頃は自分中心の表現をしたかった、それで勝負したいなっていうのはありましたね。
—–それがStep By Stepを抜けるきっかけの一つだったんですか?
それもありますけど、段々RIDDIMATESが忙しくなってきて、時間的な問題で抜けましたね。Step By Stepは好きなんで悩みましたけどね、まぁ結局一言で言えば自分のバンドがやりたかったんだと思います。
—–基本RIDDIMATESの指揮はCross君?
1stはトロンボーンと2人のバンドだったので2人中心で、その後トロンボーンが抜けて、2ndは俺が中心で。それ以降はみんなが真ん中に行くようにまとめてる感じですね。
—–ライブのイメージはCross君が真ん中にいてバンドを操ってる感じがしますよね。
そんなことも無いんですけどね(笑) 最近はメンバーの目が怖いのでちゃんとしなきゃって思ってやってます(笑)
—–前にあまりお客さんがいなかったパンク系のオールナイトのイベントで、Cross君がサックス吹きながらフロアーに降りて行って、女の子に向かってサックスを吹いて一緒に踊ってたのが印象的でした。『おー!パフォーマーだ!』って思いましたね(笑)
なんか予定調和じゃない、その時生まれたモノがカッコ良いって思います。なんか残したいんですよね。この間も朝霧ジャムの奥のテントでライヴしたんですけど、アルトサックスのakiragと一緒にサックスバトルをして。結構それが白熱して凄く面白かったです。
—–新しいメンバーとの相性はどうですか?
今メンバー間も含め凄くバンド自体が調子が良くて。1stと2ndを出した後に3年空いて、2012年にミニアルバムを出して2013年に3rdを出して、今回が4枚目なんですけど、その3年空いた時にオリジナルを確立させる為に、アフロビートを取り入れようとしたんですね。でも今思えばなんか上手く行かなかった時期だったと思うんですけど。
それがあってその3年の間に更にメンバーがチェンジして、ファンキーなベースを弾くDAISUKEっていうのが加入して、ジャズもニューオリンズ的なファンクも好きなアルトサックスのakiragも加入した事でもう少しポップな要素というか、大衆受けするような要素と僕の辺境的な要素が良い具合に合わさった様な音が確立してきたのかなと。
その流れでミニアルバムから毎年リリース出来てるので凄く今調子が良いです。
—–いい流れできていると。
ですね。RIDDIMATESを盛り上げて行こうって事でもう少し戦略的に動いてくれる人達が協力してくれる様になって、チームRIDDIMATESとして一丸となってる感じはありますね。今回の4thアルバムは、その人達と組んでリリースっていう形なので、リリース時期だったりバンドをどう上に持って行くかという事を更に意識出来る様になってきて。
今、自信を持って『これがRIDDIMATES』の音楽だ!』って言える様になってきた実感はありますね。
—–それでは、そんなRIDDIMATESの音楽を確立した新作について他では言ってない事を教えてください。
まず、他でも言ってることとして、今回は間口を広げて、色んな人に届くように!と思い作りました。他では言ってないこととしては、そういった、やり方、聴かせ方とは真逆に、マイノリティな音楽、アフロビートだったり、バルカンだったり、JAM的な音楽を、色んな人に知ってもらいたいって思いもあるので、色んな曲にちりばめています。通な人はそこも楽しんでもらえたら嬉しいです。
—–そして、このタイミングで満を持してのクアトロワンマンですが!
そうなんですよ!
—–結構大舞台ですね!
音に対しての自信は物凄くありますが、人が入るかどうかはブログでも怖い怖い言ってますけど、 正直怖いです。ただ、やれるだけの事はやってきているので、前日まで告知、準備に力を注ぎます。
—–このクアトロを決めたタイミングは?
去年のチームRIDDIMATESが動き出した流れで決めて、そのクアトロに向かって逆算して音源を作ろうって感じですね。
—–ちなみにこの日はゲストは有りですか?
今回のアルバムにも参加してくれてるTHE BEACHESのボーカル&ギターのヒサシさん、DJにYOUR SONG IS GOODのサイトウ”JxJx”ジュンジュン、あとはまだ言えないのもあります。
—–時間はどれ位やりますか?
2時間半位はやりたいですね。本当にワンマンでしか出来ない色々な仕掛けを考えていますので楽しみにしていて欲しいですし、まだ行くか決めかねている人には、自信を持って楽しませるので来てください!と伝えたいです。
—–大舞台なので凄く楽しみにしてます!がんばって下さいね!
ありがとうございます!今から、僕らもワクワクです。JOYとクアマンどちらも宜しくお願いします!!
Interviewd By Kenichi Kono
RIDDIMATES『JOY』RELEASE PARTY!!!
『QUATTRO ONEMAN 題して”クアマン”』
日程: 2014.05.04(SUN)
会場:渋谷 CLUB QUATTRO
時間:OPEN18:30
料金:前売¥2,800 / 当日¥3,300
LIVE:RIDDIMATES ONE MAN SHOW!!!
SPECIAL GUEST VOCAL : ヒサシ the KID (THE BEACHES)
SPECIAL GUEST DJ:JxJx (YOUR SONG IS GOOD)
DECORATION : 大島エレク総業(Dormitory K, atombox)
FOOD : can cafe
[チケット]
●ぴあ:Pコード222-68
●ローソン:Lコード78937
●イープラス http://eplus.jp
[ お問い合わせ]
DISK GARAGE TEL:050-5533-0888 (月-金12:00-19:00)
RIDDIMATES – New Album 『JOY』 Release
様々な土地のリズムで踊り明かした後にある多幸感。
喜びに満ちた最新作『JOY』完成!
今までの都会の夜が似合うシャープなシルエットも魅力的だったが、朝霧JAMなど名だたる野外フェスへの相次ぐ出演もあり、よりライブ感ある肉感的なグル―ヴを生み出すことのできるバンドに成長したことが実感できる内容に仕上がった。高速アフロビートが全身の血を熱く沸騰させる「FRONTIER」や彼等の新たな名刺代わりになるであろうダンス・チューン「HOT SONG」などキラーな楽曲に加え、ヒサシtheKIDを迎えた激POPな歌モノ「サングラスとボルサリーノ」も収録。 レゲレーション・インデペンダンス、カセットコンロス、THE MANなど一線級のバンドで活躍するメンバーがリディメイツでしか鳴らせない音を鳴らす…。これが良くないはずはない。
RIDDIMATES
『JOY』
2014/04/09 Release
01. FRONTIER
02. HOT SONG
03. CINEMA CLUB
04. サングラスとボルサリーノ(feat.ヒサシtheKID)
05. B.B.M.O
06. SPINNING WORD
07. STRIKE A GONG
08. WALKIN’
09. Bap-on
10. Twi-titi
BRBP-1001 ¥2,100(tax out)
JAN:4571209819206
発売元:BRASS ROCKERS RECORDS / Bayon production
販売元:PCI MUSIC
RIDDIMATES official site
http://brassrockers.com