新・和文化雑誌『ぶ ー江戸かぶく現代ー』創刊!!コアな“和”の表現がここにある!
現代のかぶくアーティスト達と、知られざる江戸の豊かな価値観を特集。”江戸””かぶく””現代”をテーマにした新しいカタチの和文化カルチャー誌『ぶ』が創刊。2018年3月9日”仏滅”より発売開始!
2020年に向けて、日本の伝統文化が至る所で取り上げられ、拡散されていますが、本来伝統とは、革新の連続によって受け継がれて来ました。 ステレオタイプな”伝統文化”は、私たち日本人には見飽きている部分もあると言わざるを得ません。 そんな中、革新的な(かぶいている)日本の表現者たちは、アンダーグラウンドから飛び出し、より強烈な表現を始めています。
『ぶ』はそんな表現者たちの作品を、”脳を直接刺激する”ようなインパクトのある写真で、大型誌面に掲載しています。 加えて、活動の背景にあたるジャパンオリジナルの心をインタビューとして紹介しています。
また、『ぶ』は価値観の本でもあります。 流行やファッションの起源はパリより江戸の方が100年も早かったなど、当時の江戸が世界一進んでいたことを教えてくれる、日本のイメージを覆す談話も特集しています。 今年は明治維新から150年を迎え、欧米的に近代化された社会が世界中に広がっています。 今となっては、150年前の江戸にあった、バランスのとれた価値観を教わる機会がありません。 実は、その江戸の価値観の中に、現代の行き過ぎた物質経済社会を粋に乗り越える答えがあったのです。 そう、江戸は私たちがこれからストレスなく生きて行くための答えに溢れているのです。
創刊号の表紙は、ボールペンによる圧倒的な表現力が話題のSHOHEI(大友昇平)氏による作品。 気になる中身は、パンクバンド「切腹ピストルズ」のライブ写真&インタビューを始め、現代の千利休・松村宗亮氏のフォトストーリー&インタビュー、モデル・秋本梢氏をファッションディレクターに迎え、豪華8名のミューズが登場する「浮世絵現代」などのビジュアルページ。 加えて、染織史・服飾史研究家の丸山伸彦教授の江戸文化論や、菱川師宣の遅咲きのアーティスト論、現代を生きた江戸人・杉浦日向子氏の著書に読む現代人へのメッセージなど、読み物ページも充実の内容となっています。
新・和文化雑誌『ぶ -江戸 かぶく 現代-』
発売日:2018年3月9日(仏滅)
定価:2,500円(税込)
版形:B4サイズ(364mm×257mm)・オールカラー128ページ
販売地域:全国の取扱店および通信販売 (URL: https://www.amazon.co.jp/dp/4775527592/ )
『ぶ』を読めば
1. 日本がなぜ今の日本になったのかが理解できます。
2. 学校では教えてくれなかった江戸の素晴らしさを知ることができます。
3. 日本人であることにもう一度、 誇りを持てます。
4. 「かぶく」の意味が分かり、 現代のかぶいているアーティストたちを知ることができます。
5. これからの日本をどう楽しんで生きるか、 現代がより生きやすくなる考え方や勇気をもらえます。
編集長・腰塚光晃からのメッセージ
江戸にあった最高にいい感じな価値観を知ってしまったので、その最高を皆様に知って欲しく、本にしました。
加えて、和をテーマにした最高に面白い表現をしている人たちとの出会いもまた、本書の制作を後押ししています。 まさに、「読まないと日本人として損をする」本になったと自負しています。
太古の昔から、すべての物事は行き過ぎて終わることはなく、ほとんどが逆戻り、つまり”リバイバル”しています。 レコードだって、商店街だってリバイバルしています。 その点、江戸をうまくリバイバルさせることができたら、この国は世界で一番楽しい国になるかもしれません。 こんなに沢山のコンテンツと戻るべき価値観を有する国は他にはないのです。 ぜひ、本書でその一端にふれてみてください。
腰塚光晃(フォトグラファー、クリエイティブディレクター)
1969 年生まれ。 1997 年写真家として活動を開始。 ファッション、広告、音楽などのジャンルで写真、映像の制作に携わり、2004 年クリエイティブオフィス(株)MOREVISION を設立。 2010 年写真集『JAPANESE』、『へんで、いいよ。 』を刊行。 同写真展開催。 2013 年着物ブランド「Elly&Oby」のコレクションを新宿伊勢丹本店で発表。 翌年、妻である腰塚レイコとともに東京・中目黒に着物屋「KAPUKI」をオープンした。
http://www.mitsuakikoshizuka.com/