THE blank GALLERYでは、パンクロックを代表するミュージシャンでありアーティストのTim Armstrong (Rancid, Transplants, Operation Ivy) による、日本初となる個展 THE WARS ENDを開催いたします。
2014年、LA の Subliminal Projects にて開催された自身初の個展 Avenues and Alleyways では作品が完売、続くキャリア 2 度目の個展の開催地として、思い入れのあるここ東京を選びました。本展では、1995 年にリリースされた Rancid の代表作であり、パンクの金字塔とされるアルバム …And Out Come The Wolves の 20周年を記念したシリーズ作品などを含む、40 点を超える新作を発表予定。また、アーティスト自身の手でサインとナンバーが記された、限定エディションのシルクスクリーンプリント作品も販売されます。
本展 THE WARS END で展示されるのは、ティム・アームストロングの音楽制作に対する姿勢が反映したスケッチ、ドローイング、ペインティング、ミクストメディア作品など。彼の作品を古くから評価し、Avenues and Alleyways ではキュレーションを務めたストリートアーティストの Shepard Fairey は、「ティムの音楽には欠かす事のできない、誠実で生々しい衝動、D.I.Y.なパンク精神は、彼の動的で詩的なアート作品においても明白に映し出されている」と賞賛。シルクスクリーンやステンシルの技法など、様々な素材や題材を通して、キャンバス上に広がるティム・アームストロングの日常や詩の世界観、パンクの美学が感じられる作品郡となっています。
THE blank GALLERY
東京都渋谷区神宮前3-21-6 大崎ビル3F
会期中営業時間
平日 13:00-20:00(月曜定休)
土日 12:00-20:00
http://www.the-blank-gallery.com/
Tim Armstrong
1980年代、伝説的なハードコア/スカ/パンクバンド Operation Ivy を結成。解散後、1991年にRancid を結成し、90 年代のメインストリームにおけるパンクロックリバイバルに大きく貢献、商業的にも最も成功したパンクバンドとして歴史に名を刻む。近年ではパンクミュージシャンという顔のほか、ソングライター、アーティスト、ディレクター、詩人、レコードプロデューサー、インディレーベルオーナーなど、数々の肩書きを持ち、多方面で活躍する。
アームストロングの音楽性は、パンクロックの領域をも越えて多大な影響を残している。2003年、プラチナディスクとなった Pink のデビューアルバム Try This では 8 曲を共作し、シングル曲 Troubleはグラミー賞を獲得。また、2013 年にはレゲエ界の大御所 Jimmy Cliff の8年ぶりのアルバムRebirth をプロデュースし、再びグラミー賞を獲得している。そのほかの活動として、Joe Strummer (The Clash)や Cypress Hill とのコラボレーション、ソロのサイドプロジェクト Tim Timebomb & Friends、Travis Barker (Blink-182)らと活動するTransplants など、数々の功績を残す。
2014年秋、Rancidとして 5年ぶり、通算8枚目のアルバムとなる…Honor Is All We Know をリリース。
2015年3月、ニューアルバムを引っさげ、PUNKSPRING(3月29 日幕張メッセ ほか)のヘッドライナーとして来日予定。