ロックンロ-ルの奇跡を体現するバンドGINO and the GoonsがNEW LP をリリース!
GINO and the Goonsを語る上で彼らを象徴するようなエピソードがある・・・。
2001年3月The Queers3度目のジャパンツアー下北沢シェルターでの出来事。(当時私はツアークルーとして参加してました)当時あまり英語が喋れない私にいろいろ話しかけてくる陽気なローディ。私は鞄から辞書をだしながら「I can’t speak English」と言ったら、彼は辞書を取り上げて、Rの部分をめくり指をさし「これ知ってる?」 と言った。
彼の指の先にあった言葉は”ROCK”
君がこれを知っていれば、あとは何もいらない。これで十分だ。
このローディがまとも?なことを言ったのはこの時だけで、後はずーっと英語が下手な私をからかって、みんなに笑われて、そしてみんなと笑ってばかりのツアーでした。その後、ローディーの彼は日本に来ることもなく、連絡先も知らなかった。のですが、、、
Slovenly Recordingsの10月リリース予定のバンドのリサーチでGINO and the GOONSのYou Tubeを見てると、歌ってるオッシャンが、SET YOU FREEのTシャツを着ている?! 私は一瞬で思いだしました。え~あのGINO!!!!!!
ローディだった青年の名前はGINO、GINO and the GOONSのフロントマン。
ヘアースタイルの大幅な変更を遂げながらも、
ロックンロールを知っていればあとは何もいらないと言った男の子が、日本で一緒に笑いあった友人にもらったTシャツを13年も大事に着て、立派なオッシャンになってロックンロールを奏でている。
ロックンロールの奇跡だ。
ロックンロール以外の何物でもない、そして
ロックンロール以外なんにも、い!ら!な!い!
ほんとだね。GINO!
GINO and the GOONSのサウンドを語らなくても、この出来事はバンドの核を表していると思う。
無添加無農薬有志栽培、野山で育ちまくっているえぐみと渋みと土のにおいのするロックンロール。
アメリカはフロリダ州で活動するGINO and the GOONS、
今年テキサスのカリスマガレージレーベルGONERの主催するフェスへの出演も果たしました。
GINO and the Goons
『Shake It!』
2014.10.28 Release
01.Got The Skinny
02.BabyDoll
03.I Like It Like That
04.You Can’t Get Away With Murder
05.Who Cares?
06.I Don’t
07.Check This Out
08.Sex, Drugs & Paranoia
Slovenly Recordings
GINO and the GOONS:BAND CAMP
http://slovenly.bandcamp.com/album/gino-and-the-goons-shake-it-lp
Slovenly web site
http://www.slovenly.com/