『「米倉健史の心象風景 追憶する窓」~キルティングアート展~』
デジャブ、既視感。 米倉健史氏のキルティングアートには、行ったこともないのに既に見たことのあるような風景が広がります。 手染めの布は約600色、イメージを広げ日常的風景を表現した展覧会を開催します。
【日程】
2019年2月6日(水)~12日(火)
※最終日2月12日(火)は、当会場のみ午後4時にて閉場
【会場】
西武池袋本店 6階(中央B7)=アート・ギャラリー
■住所:東京都豊島区南池袋1-28-1
■電話:03-3981-0111(大代表)
■営業時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)
■ホームぺージ: https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
米倉 健史(Kenshi Yonekura
大阪市箕面市在住、長崎出身
1961年 日本写真専門学校 フォトデザイン科卒業
1969年 フリーランス イラストレーターとして始動
1975年 布に出会う
1977年 布によるイラストレーションを始める
1986年 キルトアート工房を箕面市に設立、作家活動に入る
1998年 イタリア ボローニャ ラガッツィ賞受賞
1999年 スロバキア ビエンナーレ選考出品、Box Construction制作発表 「天使が通った詩的空間」、出版部門・紙飛行機舎発足
2001年 油彩画・版画制作発表
2002年 ミュージシャンとコラボレーション 詩画音集「episode」出版
2004年 ミュージシャンとコラボレーション出版 夢喰い人達の寄稿による「DREAMER/self portrait」
2007年 詩画集「重なる記憶/Overlapping Memories」出版
2010年 詩画集「Love Chair」改訂版出版
2016年 西武池袋本店にて創作40周年展開催
2018年 詩画集「陽炎の航路/77の物語」出版
宙色の心
サイズ:50号M(116.7×72.7cm)
2,160,000円
ゴムが弾け解け/夢を乗せ/追い風に乗り/高く飛んだ模型飛行機/少年の瞳は/もっと遠く/もっと深く/宙を目指していた/躍る心は/すでに深い宙へ
next door
サイズ:大全紙(72.7×54.5cm)
540,000円
夜が明けて扉を開ける/新しい一日の始まり/澱んだ部屋の空気が一瞬の内に清められ/確かに何かが始まる/人は生きるために/扉を開ける/そして次の扉を捜す
散歩
サイズ:大衣(50.9×39.4cm)
162,000円
大気も和らいで/小鳥たちの囀り/遊歩道の水仙の残り香/リュウキンカは勢いよく天を仰ぎ/桜の芽も膨らんでいる/
すれ違う人たちの/表情が緩んで見え/小休止のベンチの横に/オオイヌノフグリとスミレの花/小刻みに揺らぎ/挨拶を交わしている/春の真ん中