きょうと障害者文化芸術推進機構が運営するart space co-jinにて、瀧澤長幸 個展「この、黒き光明」を開催。
自ら撮影した写真などの資料をもとに鉛筆のみで描かれる瀧澤の作品は、モチーフごと、あるいは部位ごとに異なるパースの集合体で構成されます。 そして一見すると写実的に映るそれぞれのモチーフですが、平等院鳳凰堂の屋根は渦を巻く火炎のように反り返り、また鋭い眼光の雉の翼には本来存在しない鉤爪が現れます。 これらのデフォルメは瀧澤の作品に独特の強度と緊張感をもたらします。 瀧澤はその左眼に差す光を通じ、何を視、捉えようとしているのか。 塗り重ねられた黒鉛の奥に、その答えは隠されているのかもしれません。 鋭く迫力のある鉛筆画の世界を是非ご覧ください。
瀧澤長幸 個展『この、黒き光明』
【日程】
2018年11月6日(火)~12月23日(日)
10:00~18:00
※休館日:月曜日
【会場】
art space co-jin
(京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83レ・フレール1F)
http://co-jin.jp/
【料金】
入場無料
【主催】
きょうと障害者文化芸術推進機構 art space co-jin