SUMIRE x すぎやまたくや
初の合同展示会を開催。豪華ゲストアーティストも参加。それに伴うクラウドファンディングも実施。
現在私たちを囲む表現の現状は非常に曖昧になりつつあります。
均質化された作品達がある種の憧れによって生まれ続けそれは世界へと瞬く間に拡散し消費されていきます。
次第に現実感は手元を離れていき概念的な虚像が私達の眼の前を覆っていきます。
私たちはこの現状に違和感を感じています。
今回のテーマは宗教です。
私達はある特定の宗教を信仰している訳ではありませんが各々の人生を生きる中で導き出してきた独自の価値観、世界観があります。
それは個人によって作り出され信仰される強烈な宗教なのでは、そう考えるようになりました。
何か他人の思考を我がものとし信じる事ではなく人生を生きる中で自然現象的に生まれてきた宗教は実は途方もなく現実的なものなのではそう考えるに至りました。
私たちはそれを自分の中に、そして他者の中に見出します。
宗教=世界観
私たちはこの展示で二つの価値観が作り出す混沌とした圧縮された世界を感じてもらいたい。
その想いで今回の展示を企画いたしました。
展示の開催場所は浅草のはずれにある元鉄工所。
廃墟と化した下町の元鉄工所を美の連鎖で蘇らせると共に、場所としての可能性も極限まで追求します。
SUMIRE x すぎやまたくや 合同展
『characterized by』
【日程】
通常会期:2018年7月29日(日)~8月4日(土) 12:00~20:00
オープニングレセプション:7月28日(土)
クロージングレセプション:8月5日(日)
【会場】
Hazure -ハズレ-
東京都台東区松が谷1-8-12-1F
【クラウドファンディングページ】
期限:2018/06/12 23:59まで
https://camp-fire.jp/projects/view/76270
SUMIRE
『今回初めて、繋がりが多い人達と楽しく作品作りました。
初めての経験なのでどれが正解か分かりませんが正解なんてものはないし、今回の作品作りで皆さんとコミュケーションを取れて一つのモノにしていき、これからに繋げていけたら嬉しいです!』
すぎやまたくや
『すぎやまたくやです。
俳優も画家もやり始めて随分と経ちますが僕にとって初めてばかりの展示になりました。
SUMIREちゃんと出会いふと始まったこの展示は最初小さくひっそりと二人での予定でしたが色々な方々との縁と色々な方々の気持ちでここまで大きく育ちました。
皆が一人の表現者として対話した結果を五感で感じ取って何かを持ち帰ってもらえたらそれは素敵な事なのかなと思います。』
宇賀那健一 / 映画監督
『今回もまた、大好きな人たちと楽しいことします。
「次もまた」、一緒にやろうって話が出来るように、良いもの作ります。 お楽しみに!!』
枝優香 / 映画監督
『生でそのとき見るべきものがあると思っています。 直接見て触れて感じることができるのが、展示の醍醐味かと。 足を運ぶまえと、運んだあと、日常がほんの少しかわる、日常にとかせるようなものが作れたら。 さまざまな才能が集まった展示になると思います。 誠心誠意創ります。 よろしくお願い申し致します。 』
GOMESS / ミュージシャン
『僕が、あなたが、この企画の意味になればと願います。 誰もいない絵画の中で逢いましょう。 』
紫藤佑弥 / サウンドクリエイター
『今回、主に音でこの展示に関わらせていただく紫藤佑弥と申します。 私は普段映画や映像の音を作る仕事をしています。 今回はすぎやまさんと『POSA』というユニットをやっている縁から、『POSA』で個展用のアルバムを作ろうということで参加させていただきます。
この展示では、時間を忘れてゆっくりと絵や映像を観て身体で感じていただきたい、日々の忙しい暮らしを少しでも忘れてゆったりとここの作品達の背景や想い・世界観わ味わってもらいたいという気持ちで、音を作っています。
この展示でしか味わうことが出来ない新しい絵と音と映像の世界になるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 』
平岡尚子 / 写真家
『平岡尚子と申します。 今回、SUMIREちゃんと、大学時代からの友人であるすぎやまたくやを撮影させて頂きます。 現在の二人の存在を、一瞬でしか撮り得ない写真に残せたら、幸いです。 』
オオシロムネユミ / 画家
『アートの定義は人工物であること。 曖昧すぎる現代に自然には決して創れないものを、そして独りでは決して織りなせないものを今回体感できることを非常に楽しみにしております。 違う世界で生き続けてきた人間の集合体をなお楽しんでくださいませ。 』