グランフロント大阪らしい多様性を取り入れたアートの祭典。キース・ヘリング、ファブリス・イベールなど世界的芸術家によるアートを展開。
グランフロント大阪(大阪市北区大深町)は、2018年4月26日(木)にまちびらき5周年を迎えます。 2013年のまちびらき以来、「多様な人々や感動との出会いが新しいアイディアを育むまち」というビジョンを掲げ、大阪・関西から日本を活気づけ、世界に誇れるまちを目指してまちづくりを進めて参りました。 5周年は、これまでグランフロント大阪をご愛顧頂き、まちを支え、ともにまちを育てていただいた多くのお客さま、地域の皆さま、まちで働く就業者の皆さまに対する感謝の気持ちをグランフロント大阪らしく新たな発見・驚き・感動・歓びに出会うことのできるアートで表現します。
「ART SCRAMBLE」と題して、2018年4月~2019年3月までの1年間、様々な切り口のアートイベントを実施いたします。 アートの持つノンバーバル(非言語)な要素と、グランフロント大阪らしい多様性を取り入れ、年代、性別、国籍などを問わず、いろんな人が交わり、ボーダレスに楽しめるアートイベントを展開し、まちに訪れるすべての人に、いままでにない驚きと、感動をお届けします。
「ART SCRAMBLE」の第一弾イベントとして、まず、2018年4月26日(木)の5周年まちびらき記念日より5月13日(日)まで、多様なアーティストをキュレーションしたアートの祭典「GRAND ART FES」を開催いたします。 ストリートアートの歴史を代表する「キース・ヘリング」や、世界を代表する現代アートの鬼才「ファブリス・イベール」、日本・大阪を代表するアーティスト、そしてこれからのアート界を担う、中堅・若手の新進気鋭のアーティストなど、国籍・ジャンル・世代を超えたアーティストの作品がグランフロント大阪に集結いたします。 世界初、日本初の試みを用意し、世界レベルに発信できる多様性、話題性のあるアートフェスの開催により、驚きや感動との出会いをお届けいたします。
さらに秋には、世界各国で開催されている「DESIGN WEEK」のグランフロント大阪での開催を予定しております。 詳細は別途お知らせさせていただきますが、国際デザインコンペをはじめとした、アートにまつわるイベント展開を予定しております。
GRAND THANKS! 5th Anniversary ART SCRAMBLE
「GRAND ART FES」
【日程】
2018年4月26日(木)~5月13日(日)
【内容】
世界的著名アーティストと国内の有名・気鋭アーティストによる作品展示イベントを実施。
【参加アーティスト】
キース・ヘリング(アーティスト)
ファブリス・イベール(現代美術家)
ほか
【関連施策】
4月26日(木)オープニングセレモニー、一般参加の共同作品アートイベント
【会場】
グランフロント大阪
〒530-0011 大阪市北区大深町4-1(うめきた広場)、4-20(南館)、3-1(北館)
http://www.grandfront-osaka.jp/
キース・ヘリング(アーティスト)
ストリートアートの先駆者とも呼べるキース・ヘリングは、アンディ・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカの代表的芸術家として知られる。 80年代初頭にニューヨークの地下鉄内で使用されていない黒い掲示板に、チョークで素早く絵を描くというサブウェイ・ドローイングと呼ばれる活動を開始。 そのシンプルな線でリズミカルに書かれたグラフィティは地下鉄の通勤客の間で評判となり、キースの名を一躍世に広めた。 1980年から86年の間には、次々と展覧会が開催され、国際的にも高く評価された。 世界中で壁画を制作したり、子供達とのワークショップなども開催し、社会的なプロジェクトも数多く手がけた。 1988年にはエイズ感染と診断され、その翌年に財団を設立。 1990年31歳で亡くなるまで、アート活動を通してHIV・エイズ予防啓発運動にも最後まで積極的に関わった。
ファブリス・イベール(現代美術家)
フランスのコンテンポラリーアート界の鬼才。 1997年第47回ベニス・ビエンナーレで、フランス館をテレビ局として機能させ、ビエンナーレで起こるすべての出来事を作品の中に取り込むという斬新なアイディアを発表、最年少で金獅子賞を受賞。 2000年を記念し、凱旋門に環境保護をテーマとする作品「時の変化」を制作。 2007年にパリ中心地のアート・スペースLe Laboratoireで、科学者とのコラボレートによる「Food for Thought 展」が開催され、大きな話題となった。 日本では、2001年にワタリウム美術館で個展を開いたほか、2005年に新国立劇場で行われた、振付師プレルジョカージュのバレエ「Les 4 saisons(四季)」の舞台美術と衣装を手がけたり、2006年の大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレにも出品している。 絵画、造形、マルチメディア、インスタレーションなどさまざまな手法を巧みに用い、奇抜なコンセプトで毎回私たちを驚かせてくれる。