『そのヌードには、秘密がある。』
ミレイ、レイトンをはじめ、ルノワール、ドガ、マティス、ロダン、そしてピカソ、ベーコン、ホックニーまで、名だたる芸術家たちが挑み続けたテーマ、”ヌード”。西洋近現代美術の殿堂、英国・テートの誇る珠玉のコレクションで、200年におよぶヌードの変遷をたどる展覧会です。
ヌード ─人間にとって最も身近といえるこのテーマに、西洋の芸術家たちは絶えず向き合い、挑み続けてきました。美の象徴として、愛の表現として、また内面を映しだす表象として、ヌードはいつの時代においても永遠のテーマとしてあり続け、ときに批判や論争の対象にもなりました。
本展は、世界屈指の西洋近現代美術コレクションを誇る英国テートの所蔵作品により、19世紀後半のヴィクトリア朝の神話画や歴史画から現代の身体表現まで、西洋美術の200年にわたる裸体表現の歴史を紐ときます。フレデリック・ロード・レイトンが神話を題材として描いた理想化された裸体から、ボナールらの室内の親密なヌード、男女の愛を永遠にとどめたロダンの大理石彫刻《接吻》[日本初公開]やシュルレアリスムの裸体表現、人間の真実に肉迫するフランシス・ベーコン、さらにはバークレー・L・ヘンドリックスやシンディ・シャーマンなど、現代における身体の解釈をとおして、ヌードをめぐる表現がいかに時代とともに変化し、また芸術表現としてどのような意味をもちうるのか、絵画、彫刻、版画、写真など約 130点でたどります。
『ヌード NUDE ─英国テート・コレクションより』
【日程】
2018年3月24日(土)~6月24日(日)
午前10時00分 – 午後6時00分(入館は午後5時30分まで)
※ただし、5月11日(金)・6月8日(金)は午後8時30分まで(入館は午後8時まで)
休館日:木曜日、5月7日(月)※ただし5月3日(木・祝)は開館
【会場】
横浜美術館
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい3-4-1
【観覧料金】
<一般>
前売 1,400円
団体 1,500円
当日 1,600円
<大学・専門学校生>
前売 1,000円
団体 1,100円
当日 1,200円
<中学・高校生>
前売 400円
団体 500円
当日 600円
【主催】
横浜美術館、読売新聞社、テート
【協賛】
大日本印刷
【協力】
日本航空、みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社
【後援】
ブリティッシュ・カウンシル、J-WAVE
【展覧会公式サイト】
https://artexhibition.jp/nude2018/
【Twitterアカウント】
https://twitter.com/nude2018