冨獄三十六景、東海道五十三次、妖怪絵など貴重な浮世絵50点が集結!世界的な画人「葛飾北斎」の展覧会をパルコミュージアムにて開催!
葛飾北斎(1760-1849)は、広重、歌麿、写楽などと並び、江戸時代後期に活躍した浮世絵の巨匠です。
日本人なら誰もが必ず目にしたことのある赤冨士、浪冨士は、現代においても絶対的な評価と人気を博しており、その地位は揺らぐことはありません。
本展は、北斎の代表作「冨嶽三十六景」をはじめとする、「東海道五十三次」などのシリーズもの、妖怪絵、戯画などの50作品を通して、北斎芸術の全貌を紹介いたします。 海外、特にヨーロッパで北斎が知られるきっかけになった「北斎漫画」を展示するとともに、北斎の影響を強く受けたといわれるフランス人画家アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」を紹介し、なぜ北斎が高く評価されたのかを様々な角度から検証し、その人気の秘密に迫ります。
『世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 ~冨嶽三十六景・エッフェル塔三十六景の共演~』
【日程】
2017年6月30日(金)~7月17日(月祝)
10:00~21:00 ※入場は閉場の30分前まで
※最終日18:00閉場
【会場】
パルコミュージアム(池袋パルコ 本館 7F)
東京都豊島区南池袋1-28-2
【入場料】
一般700円
学生500円
小学生以下無料
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主催:パルコ
監修:中右瑛(国際浮世絵学会常任理事)
協力:ステップ・イースト
デザイン:Hata Yurie
企画制作:パルコ/テクノプロ
ミュージアムショップでは、葛飾北斎の作品をまとめた書籍や一般商品のほか、展覧会の開催の記念した限定グッズの販売を行います。
展覧会公式サイト
http://www.parco-art.com/
葛飾北斎 | Hokusai Katsushika (1760-1849)
武蔵野国葛飾郡本所割下水(現・東京都墨田区)出身。 江戸時代後期に活躍した浮世絵師。
北斎はその波乱万丈な約90年の生涯で、30数回の改号、93回もの引っ越しに加え、常に借金に追われる生活の中で、膨大な数の作品を世に遺した。 そして、その作品は「冨嶽三十六景」に代表されるような大胆な構図を、巧みな線と北斎色ともいえる象徴的な色使いで仕上げており、独創的な画風は多くの絵師たちに大いなる影響を与えた。 没後約160年が経った今日ますます高い評価を受け、世界の偉大な芸術家として広く注目を集めている。
アンリ・リヴィエール | Henri Riviele (1864-1951)
19世紀末のフランス美術界でブームになったジャポニズムに深い影響を受けた画家・版画家。
北斎や広重らの浮世絵に心酔したリヴィエールは、浮世絵の影響を受けつつ、フランスの自然や都市の光景を見つめ、木版やリトグラフを中心に、多くの作品を生み出した。 日本では、北斎の「冨嶽三十六景」にちなんで作られた「エッフェル塔三十六景」シリーズが広く知られている。