ヨコハマトリエンナーレ 2017 -島と星座とガラパゴス-「接続」と「孤立」をテーマに、世界のいまを考える~
第1弾 参加アーティストと企画概要を発表
横浜市で3年に一度行われる現代アートの国際展、 ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」が8月4日(金)に開幕します。第1弾参加アーティストと企画概要が発表されました。
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
【会期】
2017年8月4日(金)─ 11月5日(日)開場日数:88日間
休場日:第2・4木曜日(8/10、 8/24、 9/14、 9/28、 10/12、 10/26)
【開場時間】
10:00 ─ 18:00 (最終入場17:30)
[10/27(金)、28(土)、29(日)、11/2(木)、3(金・祝)、4(土)は20:30まで開場(最終入場20:00まで)]
【参加アーティスト】計26組のアーティスト/1プロジェクト(今後更新予定)
アイ・ウェイウェイ(艾未未)
ブルームバーグ&チャナリン
マウリツィオ・カテラン
ドン・ユアン(董媛)
サム・デュラント
オラファー・エリアソン
アレックス・ハートリー
畠山直哉
カールステン・ヘラー、トビアス・レーベルガー、アンリ・サラ&リクリット・ティラヴァーニャ
ジェニー・ホルツァー
クリスチャン・ヤンコフスキー
川久保ジョイ
風間サチコ
ラグナル・キャルタンソン
マップオフィス
プラバヴァティ・メッパイル
小沢剛
ケイティ・パターソン
パオラ・ピヴィ
キャシー・プレンダーガスト
ロブ・プルイット
ワエル・シャウキー
シュシ・スライマン
ザ・プロペラ・グループ
宇治野宗輝
柳幸典
[プロジェクト]Don’t Follow the Wind
※【参加アーティスト】には、個人・団体名等を含みます。 2017年4月18日現在。
【ディレクターズ】
逢坂恵理子 (OSAKA Eriko) 横浜美術館館長
三木あき子 (MIKI Akiko) キュレーター、 ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター
柏木智雄 (KASHIWAGI Tomoh) 横浜美術館副館長、 主席学芸員
【主催】
横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社 横浜トリエンナーレ組織委員会
【チケット情報】
⇒詳しくは、 ヨコハマトリエンナーレ2017公式WEBページへ
http://www.yokohamatriennale.jp/2017/ticket/index.html
《チケットに関するお問い合わせ》
ヨコハマトリエンナーレ2017チケット販売センター
TEL: 045-478-6090 (10:00-12:00 、 13:00-17:00/土日祝休み)
【ヨコハマトリエンナーレ2017公式ウェブサイト】
http://www.yokohamatriennale.jp/
「接続」と「孤立」をテーマに、 世界のいまを考える
<島><星座><ガラパゴス>は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードです。
いま、世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU離脱、ポピュリズムの台頭などで大きく揺れています。
本トリエンナーレでは、「接続」と「孤立」をテーマに、こうした相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えます。 そして、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか、開国、開港の地・横浜から新たな視点を発信します。
厳選された作家の個展群が星座のように連なり、 作家の創作世界が体験できる ~第1弾 参加アーティスト[26アーティスト+1プロジェクト]
アイ・ウェイウェイ、オラファー・エリアソン、マウリツィオ・カテランら国際的に活躍する著名なアーティストや日本で初めて本格的に紹介されるワエル・シャウキーほか、カールステン・ヘラー、トビアス・レーベルガー、アンリ・サラ、リクリットティラヴァーニャの4名が共同作品を、小沢剛、宇治野宗輝、シュシ・スライマン、プラバヴァリ・メッパイルらが新作を発表し、最終的には約40組のアーティストが参加します。
アーティストを厳選し、その多くが複数作品を展示することで、小さな個展群が緩やかにつながり、星座あるいは多島海を形作るように展覧会を構成します。 鑑賞者がそれぞれ、個々のアーティストの創作世界に深く触れつつ、その関係性について考えるきっかけを作ります。
今までとは異なる、 美術以外の「他ジャンルとの接続」「対話・協議」を重視した取り組み
-公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」全プログラムを発表
登壇者に、参加アーティストや構想会議メンバーを始め、吉見俊哉氏、ドミニク・チェン氏、西沢立衛氏、平野啓一郎氏ら様々な分野の専門家を迎え、2017年1月から11月3日(金・祝)まで全8回開催します。 視覚と対話の両面から議論と共有・共生の機会を目指します。
-「構想会議」によってタイトルとコンセプトを議論、決定する新しい取り組み
本トリエンナーレでは、ジャンルや世代を超えた9名の専門家から構成される「構想会議」によって、これからの時代に必要な価値を議論し、展覧会コンセプトを検討、タイトルを決定しました。 国際展の構想に美術以外の多様なジャンルの専門家が本格的に参画する本会議は、国際展の今後のかたちやさらなる可能性を探求する新しい試みです。
横浜の歴史を踏まえ、 横浜の街全体に広がるトリエンナーレ
横浜の歴史的背景を視野に、会場には日本の近代化を象徴する市内の歴史的建造物を選定し、横浜の史実や地誌に言及する複数のアーティストの作品も展示します。
また、会期中は、横浜市が推進する創造界隈拠点のアートプログラム等を始め、市内企業やアートNPO、市民サポーターとも連携しながら、横浜のまち全体でトリエンナーレを盛り上げます。