ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画『JACO』、日本公開が遂に決定!【12/3(土)全国順次ロードショー】ジャコの誕生日12/1(木)には1夜限りのジャパンプレミアを開催
インプレスグループで音楽関連の出版事業を手掛ける株式会社リットーミュージックは、株式会社パルコとタワーレコード株式会社と合同で、ベーシスト“ジャコ・パストリアス”のドキュメンタリー映画『JACO』を、12月3日(土)より全国で順次公開することを決定しました。
メタリカのロバート・トゥルージロが制作総指揮を行ない、2015年にアメリカにて公開されたドキュメンタリー映画『JACO』は、本国では数々の映画祭で話題となりました。 これまで日本国内での公開は実現していませんでしたが、2017年に没後30年を迎える今年12月、株式会社パルコとタワーレコード株式会社、そして株式会社リットーミュージックの3社の合同事業により、ついに国内公開が実現します。 監督は『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』や、X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』を手がけた、気鋭のスティーヴン・キジャック。 本編では、現存する貴重な映像により振り返るジャコの生い立ちから華々しいデビュー、そして、ジャコの訃報を告げる失意の瞬間までを、ジャコと親交を深めたミュージシャンの証言とともに追っていきます。
インタビューでは、フリー (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ジョニ・ミッチェル、スティング、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ゲディー・リー(ラッシュ)、ブーツィー・コリンズ、カルロス・サンタナ、ジェリー・ジェモットほか、豪華なアーティストが出演、ジャコの音楽家としての魅力を語ります。
この映画をきっかけに、株式会社パルコとタワーレコード株式会社、そして株式会社リットーミュージックの3社が揃うことで、音楽/映画といった異なる形態のカルチャーを融合させ、新たなムーヴメントを起こします。
劇場公開は2016年12月3日(土) 新宿シネマカリテほかにて。 ジャコの生誕日である12月1日(木)には、ジャパンプレミアを開催する予定です。
ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画『JACO』
【12/3(土)全国順次ロードショー】
35歳の若さでこの世を去った天才、ジャコ・パストリアス。
1970年代半ばに突如現れたエレクトリック・ベース・プレイヤー。 1976年に人気ジャズ・フュージョン・グループのウェザー・リポートにベーシストとして加入。 同年に発売したファースト・ソロ・アルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」が世界中を驚嘆させる。 彼の独特な演奏は、単なるリズム楽器だと思われていたエレクトリック・ベース・ギターのソロ楽器としての可能性を広げることとなり、音楽の世界に多大なる影響を与えた。 だが、そんな彼の人生はあまりにも短く終わりを迎えることとなる。 1982年にウェザー・リポートを脱退したのち、ドラッグに溺れ、精神病院に入れられ、アパートを追い出されて路上生活を送ることとなる。 そして、最終的にはクラブのバウンサーとの乱闘の末、昏睡状態に陥り、そのまま1987年に35歳の若さで戻らぬ人となった。 本作は、彼の身近にいた人たち、彼を尊敬するアーティスト、彼の家族や友人からのインタビューを通じて、これまで知られていなかった、神とも崇められるひとりの天才の生涯に迫る。
【映画祭情報】
2015年 SXSW映画祭 長編ドキュメンタリー部門 審査員大賞 ノミネート
2015年 フォートローダーデール国際映画祭 ドキュメンタリー部門 特別審査員賞 受賞
2015年 アテネ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
2015年 ミュンヘン国際映画祭 出品
2015年 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭 出品
2016年 チャナヌーガ映画祭 観客賞 受賞
2016年 ダウンタウン映画祭L.A. 音楽ドキュメンタリー賞 受賞
【映画『JACO』公式サイト】
http://jaco-movie.jp/