『ローマの休日』ほか、偽名で2度のアカデミー賞に輝いた脚本家トランボの、壮絶な人生を描いた1冊。
書籍『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』7月4日(月)発売
『ローマの休日』『スパルタカス』『黒い牡牛』……数々の名作映画を世に送り出した、稀代の脚本家ダルトン・トランボ。 赤狩りの時代、逆境に立たされながらも屈せず信念を貫き通し偽名で2度のアカデミー賞に輝いた。 彼の波乱万丈の人生を綴った書籍『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を7月4日(月)世界文化社より刊行します。 本書は、7月22日(金)から、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなる映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(同名タイトル)の原作本。 映画では描ききれなかった、幼少期から脚本家としての名声を得るまでの道のりも綴っており、彼の人生をより詳しく知ることのできる1冊です。
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
著者/ブルース・クック翻訳/手嶋由美子
定価/2,160円(税込)
発行/世界文化社
【目次】
第1章 冬のライオン
第2章 コロラド
第3章 デーヴィス・パーフェクション・ベーカリー
第4章 駆け出し作家時代
第5章 クレオとジョニー
第6章 戦争の時代
第7章 ハリウッド・テン
第8章 ブラックリストの始まり
第9章 ケンタッキーでの日々
第10章 売り込み
第11章 ブラックリストを破る
第12章 現実の世界で
第13章 ヒーローと悪漢
どんな逆境に置かれても、仕事に妥協することなく、自分の信念を貫き通した――。 家族のために、そして、すべての人の言論や思想の自由のために。 『ローマの休日』をはじめ、数々の名作を世に残した、名脚本家の真実の物語。 幼少期から作家になることを夢みていたが、父の死後、家族を養うためにパン工場で働き続ける。 貧困生活の中で培われたハングリー精神は、やがて訪れる数々の困難を乗り越える力となった。
●ダルトン・トランボ
脚本家・映画監督。 1905年、アメリカ西部コロラド州に生まれ、パン工場で働きながら、小説家を目指し、やがてハリウッドの売れっ子脚本家となる。 1940年代後半から1950年代前半、共産主義者の排除を目的とした「赤狩り」の嵐がハリウッドにも吹き荒れ、議会侮辱罪で禁固刑を受ける。 刑期満了後、B級映画を中心に偽名で脚本を立て続けに発表。 『黒い牡牛』『ローマの休日』でアカデミー原案賞を受賞した。 1976年没。
映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
ハリウッドの黄金期を描いた、 最高のハリウッド映画!!
第88回アカデミー賞(R) 主演男優賞(ブライアン・クランストン)ノミネート。
第73回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門主演男優賞(ブライアン・クラストン)、助演女優賞(ヘレン・ミレン)ノミネート。
【作品情報】
映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
原題:『TRUMBO』
公開時期:2016年7月22日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ジェイ・ローチ(『ミート・ザ・ペアレンツ』)
脚本:ジョン・マクナマラ
原作:ブルース・クック(Based on the book “Dalton Trumbo” by Bruce Cook)
出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ヘレン・ミレンほか
上映時間:124分
(C)2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
公式HP
http://trumbo-movie.jp/index.html