Profile of |LIBRO|
この流れはもはや誰にも止められない。
客演6名を迎え、最高傑作と呼び声高いフルアルバム『風光る』をリリース。
ビートメーカー、プロデューサーに徹し続けた封印をとき、昨年リリースされたフルアルバム『拓く人』に続きラッパーとして再びマイクを握ったLIBRO。穏やかな人物像が物語る彼を形成する動機、育んできた環境、今、そしてこれから。意欲に溢れ、あくまで肯定的に貫き通すヒップホップ・シーンの重要人物にお話を伺った。
LIBRO Interview
—–何ていうか変な意味じゃなくて、知名度に対してまだまだベールに包まれている感じがするのですが、これまでは意図的に表に出てこないようにしていたんですか?
そういう事ではなかったんですけど、普通に初期にはじめた時からあまり活動をしなくなった時に結構意識して隠れてたのが今もちょっと残っているんですよね。
—–ヒップホップの方ってよくレペゼン… みたいなプロフィールが多いですけどLIBROさんの場合はあまり出身地とかも明かされていないですよね。
ああ、そうですか。でも、あんまり言ってないかも知れないですね。
—–聞いたら差し支える感じですか?
いや全然。大分県なんですけど、でもそこで育ってはいなくて。そこで生まれて結構点々としているんで、すぐ鹿児島に移って、大阪に移って、それで東京行って、埼玉行ってみたいに。なのでヒップホップの人ってみんな地元を盛り上げていくみたいなのがあるんですけど、わりと最初のそこからつまずくじゃないですけど(笑)そういう根無し草的な意識がちょっとあって、逆に初期のころはそういう熱い感じに憧れていたんですよね。
—–その中で特に長くいた場所とかも無かったんですか?
中学入ると同時に大阪から練馬に来て、そこからは結構長いですね。
—-中学生っていったら多感なときだと思いますが、その時はどういった音楽を聴いていましたか?
その当時は転入生なので、バリアじゃないけど、自分はちょっと違う音楽を聴いていようみたいな感じで音楽を聴き始めていましたね(笑) その時は全然掘っていたとかじゃなくて、メタルとかそっち系を聴いてましたね。周りはあまり洋楽とか聴いてなかったし、それで若干保っていたというか、それでちょうどギターもその頃始めようって感じになったんで、速弾きの練習したりとかしてましたね。
—-速いのに憧れる年頃ですよね(笑)
そうですね、速ければ偉いんじゃないかと当時は思ってましたね(笑)
—-あるあるですね(笑)。 逆にもっとシンプルな3コードのパンクとかは聴かなかったんですか?
そう、後々にそのシンプルな方に衝撃を受けたというか、曲を作ったりし始めたいなと思った時にそっち系の音楽に衝撃を受けましたね。
—-ご自身で本格的に曲を作り出したのはいつ頃なんですか?
それが中学校の終わり位で、テープのMTRを買って多重録音して、そうやってバンドの友達を作ったりするより曲をまず作りたいって先走って一人でやってました。
—-中学生でそれってなんか凄いですね。
ちょっとそうですよね、なんかあったというか(笑)でもその時は全然曲の作り方も解らなくて、色々な楽器を重ねていくのが楽しいみたいな。
—-その頃はまだヒップホップ的なサンプリングとかからではないですよね?
じゃなく、ギターとドラムマシーンですね。
—-それでメタル寄りのアプローチをしていたんですか?
どう作っていいのか解らなかったんだけど、普通にコードだけは弾けるようになっていたので、歌本みたいにああいう所からコードを見てジャカジャカ入れて、音は歪んだ音でグイグイやってみるみたいな感じでしたね(笑)
—-そうだったんですね。そこからどういう流れで今のような形になっていったんですか?
そこから高校に入って、友達がヒップホップを聴かせてくれたりしたっていうのもあるし、自分も曲を作りたいなって時に全然良い曲ができなくて、もうダサいなって思っていて、それで行き詰まっていたんですけど、まあ普通にギターもまだ練習しはじめで下手だったんで。
—-その当時のヒップホップっていうといわゆるギャングスターラップですか?
そうですね。一番最初に教えてもらったのはICE-Tっていうアーティストですね。
—-ああ、なるほど、映画なんかにもいっぱい出てましたもんね。
そう、それでその友達はどっちかっていうとそういう悪い感じのカルチャーじゃないけど、そっちが好きで、『ほらこれ悪いだろ』みたいな感じでグイグイ来たっていう。それでそこでは楽器は全部サンプリングしているって事を聞いて、『えっ!?』って思って。
—-じゃあ最初からそのヒップホップを聴いて『おお!』っていう感覚と共に『これどうやって作っているんだろう』っていう感じだったんですね。
そうですね、でもその時はまだ『おお!』とはなってなくて、『こんなかぶれて』ってその友達の事は思っていたんですけど(笑)、それでその時期はバンドっぽい音もNIRVANAとかが出てきていて。
—-グランジ全盛期ですね。
そうですね、それで結構そのややこしい事をしなくても、速いのが偉いわけじゃないんだなっていうちょっと転換があって、それからヒップホップの作り方まで自分の中で結構ありになって、そうしたら俺一人でやっているし、サンプラーを一個買えばこれは全部が楽器になってしまうなぁ~っていうので興味を持っていったので、最初はギャングがどうとかそんなんじゃなかったですね。
—-ヒップホップに関しては最初からその曲の作り方に感化された感じだったんですね。
そうですね。それと同時に大胆さ、曲の構造からって感じですね。
—-そうすると高校生位ですでにビートメーカーとしてのスタイルは確立されていた感じだったんですか?
いや、スタイルはもうずっと模索していた時期ですね。でもあんまり楽器で作らなくはなっていたというか。また後々役に立つんですけど。
—-今はパソコンとかでも色々できる時代になりましたが、制作環境は年々変化している感じですか?
今はまた楽器じゃないけど、またちょっと勉強しているっていうか、一応ギターとかで培ったものがパソコンのソフトで理解できるようになってきたので、ほんとになんでもできるようになってきたなと。新しい機能を使うっていうよりはやってきたことが段々結びついてきましたね。
—-パソコンだと理論とか考えなくてもできちゃう部分がありますよね?そういった部分も良い意味で交わってきている感覚ですか?
わりと、多少理論を知らないとそこが交わってこなかったんですけど、ちょっと押さえ所が解ってくると『ここはちゃんと整えよう』みたいな所が段々解ってきて結構手数も少なく理論を使えるようになってきたなっていう最近ですね。
—-それと、LIBROさんの場合はプロデューサーとしての仕事もあると思うのですが、他のアーティストのプロデューサーっていうのは自分でやりますって言ってなれるものでもないですよね? どういう風な流れでプロデュースをするようになっていったのですか?
そうですね、なんか最初はそういう仕事があっても自分はそういう意識でもなく『こういうのやろうよ』って言った時に周りがそれをプロデューサーと言っただけで、そういう感じでなんかあまり意識してなかったですね。最近はやるならけっこうカッチリ端々まで指示したりしたいなとは思うようになってきているんですけど、当初は自分が普通にビートに乗せるような感じで、みんな歌ったりする人はビートに対して勝手にその人がアプローチするんだろうって思っていて、自分がそうだったから、だからただビートを作って歌ってもらうじゃないけど。
—-最近でいうところのプロデューサーの仕事というのは具体的にどういった事をされているのですか?
最近はほんとにここ2年位は自分のを出し続けていてそこまでプロデュースというほどではないんですけど、例えば自分のフィーチャリングとかで入ってもらったりした時に、自分のやつだと結構ラップなので、それこそ自由にやってもらった方が良いやつなんで、そこまでここのフロウがとか、ここを変えてくれって言うのはないんですけど、大きいテーマとかからずれたりした時に『なし』とか(笑)それでその曲自体が全くなくなったりすることなんかもありますね。
—-ひとつの大きな流れを司るみたいな事ですね。
そう、枠を一応作って、自由にやってもらって良いように作っておく。だから最近は一曲というよりはアルバム全体で聴いてもらいたいっていうのがあるんで、前後の兼ね合いで。
—-他のアーティストに1曲だけビート提供しているみたいなケースも結構ありますよね?
そっちは全体のビジョンみたいなのは相手にあるからその中でうまく枠を作るという感じですね。
—-その1曲の主導権みたいなのはLIBROさんが持つ感じなんですか?
期待されがちですけど、ラップの人は基本音があって初めて始まるんで、何個かこっちが用意してこれでいけるってなってからなんで、多少そこで行きたい方にこっそり持って行っている時はありますね(笑)。
—-ご自身のアルバムに関しても全てセルフプロデュースになるかと思うのですが、その時は逆に意見を欲したりする事はないですか?
今は、AMPED MUSICというレーベルで自分ともう一人でやっているんで、そことの協議というか、結構アイディアをくれたりするんで、煮詰まらずに、俺はほんとに作っていくだけって瞬間も結構あって、それで今はペースを保っていますね。
—-そうすると今はコンセプトがどうとかより1曲1曲を確実に仕上げていくといった感じが強いですか?
コンセプトはわりと出してくれるんで、自分は一応ビートをとりあえず作っておいて、そこと合わせていくんで、だからはみ出した分は切ってもらうし自分は音で提案するしという流れが多いですね。
—-今はリリースが続いていて、2年連続でご自身でマイクを握ったわけですが、こういった流れはいつ位から想像していたんですか?
これは結構ギリギリまで想像してなくて、一昨年マイクロフォンコントローラーという曲のレコーディング終わりに、漢が『ラップ入れなよ』と一言いって帰って行ったんです。それまではそのアルバムに自分のラップを1曲入れるか入れないか迷っていたぐらいで、、
漢のラップにやられ感動していたところにそう言われ、なんとなくくすぶっていた気持ちがやる気に変わっていって。それから”拓く人”やBLACK SWAN の”GEAR”につながっていったので、、今思えば漢の一言が流れの始まりでした。
—-今度はそうすると、しばらくなかったリリックの部分が必要になってきたと思うのですが、リリックもご自身で書かれているんですよね?
そうですね、最初はだから大変だったと言うか、まあ今も結構大変なんですけど。
—-やっぱりその、使う脳みそが違うみたいな事ですか?
うん、全然違ったし、これまで眠らせてたから起きるまでが結構大変というか。
—-マイクを握ってなかった期間には言葉のストックみたいな事は全くしていなかったのですか?
全くしてなかったですね。むしろしないように。下手にちょっとすると『やれ、やれ』って言われるのが大変だったんで(笑)しっかりビートを作る方に集中できるように一切外にも出さなかったし、自分の中でもあんまり考えてなかったですね。
—-流れや周りの空気とかもあったかも知れないですけど、今こういう形でリリースしたという事は『伝えたい事がある』っていう意思表示とみていいんですか?
そうですね。だからもはや『ない』と思っていたんだけど、実はすげえ『あるな』と。それでそれをどう形にしていくかっていうのは一緒にやっている人とのコンセプトとかテーマによる所もあるんですけど、やってなかった分の空白、空白というか、同じくらいのキャリアがある人達とは全然違うというか、それはやってなかった事なので、その人達と同じ位の枚数は一気に今出してもいいんじゃないかと、それ位はやっとかないとなと。
—-外に伝える部分もあるとは思うのですが、ご自身を奮い立たせているっていう印象もリリックから受けました。
ああ、そうです、ほぼそれですね。というかそこから始まって、昨年出した”拓く人”というアルバムが初のフルアルバムって感じだったので、それまでやってなかった分そのアルバムのリリックは大変でしたね。やってなかった分、ドアに手をかけて開く(拓く)って感じでしたね。 でももうそのドアを出ちゃったんで、グイグイ、振り返る事なく行くっていう今ですね。
—-今作もポジティブで肯定的な部分がたくさん感じられました。
なんかもう否定的な感じは一切出したくないというか、厳密に言えばリリックにはまだ出ているのかも知れないけど、結構意識してますね。
—-今作の4曲目に収録されているカウントナインの中のリリックでアルバム紹介の文面にもある『目的は勝ち負けじゃなく』って部分はご自身が音楽をやるうえでの大きなテーマととらえて良いのでしょうか?
そうですね、自分が考えている全ての音楽はそういうもんだと思っているから。だからなんの為にやっているかというと、ひとりになる為にやっているわけでは全然なくて、目的は団結というか、そういう所にあるから。ヒップホップは揉め事もすごい取り扱うけど、それはあくまでやっぱその先の団結の為の表現方法で、だから否定的なことじゃくて前向きな出し方を常にしたいと思っていますね。
—-こうやってリリックの話を聞いたあとになんなんですが、部分部分で印象に残る言葉がある中で、曲と声の安心感によるものだと思うのですが、そこまで頭でリリックを意識しなくても何か伝わるアルバムになっていると思います。
ヒップホップはちょっとトゲトゲしているから馴染めないって人も一回それで、すっと騙されるじゃないけど、それでふとポロッと耳に入ってくる言葉とか残ってくる韻とかがグサっとささってくれたらすごい良いというか、その聴き方が解ってくれたら、全体的に他の曲も聴いてくれるかなっていう、それが最初からの自分の形ですね。
—-そういった部分も意識されているんですね。
実は最初のころは意識できなかったんですけど、他にやりようがなかったんで。でも今はすごい意識していますね。
—-そして今作は客演が6名という事で、ひとえにヒップホップと言ってもLIBROさんとはまた異なるタイプの方々が顔を揃えましたね。
そうですね。俺の場合は大体が異なってしまうんですよね(笑)なので、やっぱり日本語ラップで本当に尊敬している人達、同世代の人と、3つ4つ下の世代って感じなんですけど。自分がラップを再開する前位からどっちかというとストリート系のラップが(自分の中に)だんだん入ってくるようになってきて、それまでは音としては聴いていたんですけど、あんまり入ってきていなかったんですけど、それが段々すごいブルージーな部分とかなんか感じるようになってきたんですよね。自分も年月とか経験という部分があってだと思うんですけど、やっぱそうなってくると今の日本語ラップでどこか一番濃いかなと思ったらこの辺の人というか、ここ2年位でフィーチャリングをお願いしている人達っていうのは全部そうなんですけど、すごい濃いし、なんか交わりのない人達だと思っていたんですけど、みんなこれからも色々やっていきたいですね。
—-個性的な面々が集ったなかで、もはやヒップホップという領域を逸脱している部分もありますよね。
その逸脱はなぜか自分はしても良いんじゃないかというのは、それだけは素で思っていて、むしろ日本語ラップだけで始まってここまでそれを追究してやってきたという事でもないんで、今もその気持ちなんですけど、培ってきたものを全部入れていくって事ですね。
—-ジャズ、ブルース、ソウル、鍵盤的な音とかも随所で気持ち良かったです。
ありがとうございます。サンプリングが主ですが、所々弾いています。
—-その為に最近も音を掘ったりっていう事は随時されている感じですか?
そうですね、集めてますね。マイメンのDJが何年か前からすごい高額盤を集めはじめて、今はしょっちゅうそれを聴きにいくようになってますね。
—-ジャンルにしたら万遍無くですか?
逆に最近はソウルとかが多いですね。ちょい前まではほんとなんも関係なく、はじめた頃なんかは特に100円レコードじゃないけど、その辺のダンボールに入っているのを買っておいて、いつかの為にみたいな感じだったんですけど、今は普通に曲としてちゃんと良いなと思えるやつですね。
—-意識的にここではこの曲だみたいな自分の中のデータベースみたいなのも出来上がってきているんですか?
そこまでDJ的に配置しているわけではないんですけど、昔よりは統一感というか一体感は意識していますね。
—-ライブに関しても最近はまた増えてきていると思うのですが、実際それまではどれ位やっていなかったんですか?
そうですね、全然やってなかったですね。ほんと2004,5年位までですかね、やってたのは。
—-それが新たにリリースして、去年、今年と久々に何本かやって、ライブのスタイルみたいなのは固まってきましたか?
またそれもほんとやってみてる所なんですけど、前は一応DJにやってもらっていたんですけど、今はひとりで普通にMacBook持って音出してマイク握ってって感じですね。それも毎回同じではなくて、まだやってない曲とかもまだまだあるんで、そこで実験している所ですね。間、間に音がちょっとあった方が良いかなって時は加えたりとか、毎回やってみて微調整って感じですね。
—-最近都内のライブハウスでのライブが多い気がするのですが、特に音響とかで選んでいるわけではなく、たまたまですか?
たまたまですね。呼んでくれる人がそういう系が多いんですよね。
—-なんかパンクバンドみたいな会場が多いなって思ってました。
そうですね、中野のheavysick ZEROが一番好きですね。”拓く人”の時のリリースパーティーをそこでやらせてもらって、そこでほんとにライブが始まった、そのリリパから再開したって感じだったので。
—-自分の中のひとつのホームみたいな感じなんですね。
気持ち的にはほんとに。みんなが味方に見えてしまうっていう。
—-今後のライブ予定はどういった感じでしょうか?
今回のリリースパーティーが今度はアンチノックであるんですけど、それは7月24日ですね。
—-またライブハウスですね! そちらも楽しみです!
そしてまずは今作を拡げていく事だと思うのですが、その他、今の段階で今後の予定として決まっている事はありますか?
まだほんとに、リリパがあるって位ですね。去年はほんと終わった瞬間次のを作り出していたんですけど。
—-でもここで動き出すと、また外部からもたくさんオファーが来そうですね。
そうですね。わりとその辺もやりたいというか、一応次はアルバムを一年後の同じ時期に出せればなっていう位のペースにしたいなと思っていて、だからその間は例えば自分のMIX CDとか、プロデュース・ワークとかっていうのは増やしたいですね。
—-非常に意欲的な感じですね!
そう、漲っている感はずっとありますね。
—-動向を期待しています。
あとはフィーチャリングした人とかとは当然今後も絡んでいきたいし、何人か予定はあるっていう感じですね。
—-では最後にこれを見ている方に何か一言お願いできますでしょうか。
特にリリパは是非来てほしいですね。バンドの人達も御用達のアンチノックで、アルバムに参加のフィーチャリングの方達は全員来てもらう予定なので、ワイワイ楽しいと思います。
作品としては”拓く人”とはもはや違うアルバムになっていて、一応続編的ではあるんですけど、もはや扉から出た状態なので、振り返らず行くっていうので、自分の中では1曲目に入っている曲(風光る)が”拓く人”を全部まとめたような曲になっていて、それ以降が今の最近という感じなので、ここから自分も考えとかより強く打ち出していきたいと思っています。
—-完全に野に放たれたという事ですね。
もう止められないです!
リリース情報
昨年から怒涛のリリースを続け、最新作:嶋野百恵との「オトアワセ」も話題を呼んだLIBRO、またも最高傑作を更新した最新アルバム。
昨年(2015年)には、BLACK SWANからのEP「GEAR」、自身のレーベルからのフルアルバム「拓く人」と嶋野百恵とのコラボアルバム「オトアワセ」と圧倒的なスピードと溢れ出る創造力でリスナーを魅了してくれたLIBRO。2016年初のリリースとなる「拓く人」から約1年振りのソロアルバムは、相も変わらずキレキレなLIBRO印のビートとラップが全編に堪能出来る作品に仕上がった。目的は勝ち負けではなく、”言葉の行き先”、その”価値観”、それがもたらす”音楽の効能”…LIBROがブレずに歌い、鳴らし続ける音が詰まっている。客演にはLIBRO自身が敬愛するラッパーを招いて彩りを添える。
LIBRO
『風光る』
2016.05.25 Release
01. 風光る
02. オンリー NO.1 アンダーグラウンド feat. 漢 a.k.a.GAMI
03. 8時の時報
04. カウントナイン
05. NEW feat. ポチョムキン
06. 永久高炉 feat. DJ BAKU
07. キミは天を行く
08. 花道 feat. 小林勝行
09. 熱病 feat. 5lack
10. 通りの魔法使い feat. 仙人掌
11. コントラスト
12. あまなりしき
13. てん
All Tracks Produced by LIBRO
AMPED-007 ¥2,593+tax
FORMAT : CD
LABEL : AMPED MUSIC
All Tracks Produced by LIBRO(AMPED MUSIC)
Co-Produced by KEI(AMPED MUSIC)
Recorded by ZKA at MOUND EIGHT STUDIO(#1,3,4,5,7,11,12,13)
Except Track 2, 漢 a.k.a.GAMI Recorded at 9sari studio
Except Track 6, DJ Baku Recorded at KAIKOO STUDIO
Except Track 8, 小林勝行 Recorded at studio Buddhist tower
All Tracks Mixed by ZKA at MOUND EIGHT STUDIO
Masters by ISAO KUMANO(PHONON STUDIO)
Artwork by KAZUHIRO HAMAGUCHI(FOODEATER)
Distributed by ULTRA-VYBE,INC.
LIBRO NEW ALBUM 『風光る』 CM
LIBRO/NEW feat.ポチョムキン
ライブ情報
LIBRO「風光る」RELEASE PARTY
2016.07.24 [sun] at新宿ANTIKNOCK
start 17:00 close 23:00adv 2,500yen door 3,000yen
前売り:チケットぴあ、e+
-LIVE-
LIBRO
feat.漢 a.k.a. GAMI、ポチョムキン(餓鬼レンジャー)、小林勝行、仙人掌、PUNPEE、嶋野百恵
-DJ-
DJ BAKU
DJ TOZAONE
ZKA
-DANCER-
DAISAKU
-MC-
DARTHREIDER
MORE INFORMATION
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