昭和の大作曲家、浜口庫之助唯一の著書を、生誕100年に先駆けて緊急復刻!
「黄色いさくらんぼ」「バラが咲いた」「夜霧よ今夜もありがとう」「涙くんさよなら」など数多くのヒットを放った昭和の大作曲家、浜口庫之助の自伝的エッセイにして唯一の著書(1991年刊)を文庫化。 自らの生い立ちや音楽についての考え、作詞作曲の技法、人生訓などさまざまなテーマを論じています。 昭和のポピュラー音楽史としても貴重な資料です。
『ハマクラの音楽いろいろ』
著者:浜口庫之助
解説:輪島裕介
定価:(本体800円+税)
仕様:A6/176ページ(予)
発売:2016年6月20日
出版社: リットーミュージック(立東舎)
《CONTENTS》
■ 音楽と人生
僕の生い立ち/音楽家をめざす/作曲家への転向
■ ヒット曲の周辺
人生のラッパ手/桂馬人間のうた/裕次郎の死/僕の勲章
■ 音楽の秘密
リズムと間/ブランコと躍動感/エンジン民族/作詞作曲のコツ/プロとアマ
■ 人生いろいろ
小説家と作曲家/もう一人のハマクラ/死の予感/ヅンタッター/湿潤音楽/耳利き、 他
[商品紹介]
http://rittorsha.jp/bunko/16313001.html
浜口庫之助(はまぐち くらのすけ)
1917年、兵庫県神戸市出身。 幼少期から音楽に親しみ、中学生の頃にギターを始める。
戦前からハワイアン、ジャズ、ラテンなどの洋楽に傾倒し、ギタリスト/シンガーとして活躍。 戦後もバンド活動を続けた後、作詞家/作曲家に転身。 「黄色いさくらんぼ」(スリーキャッツ)、「バラが咲いた」(マイク真木)、「夜霧よ今夜も有難う」(石原裕次郎)、「涙くんさよなら」(坂本九)、「人生いろいろ」(島倉千代子)、「星のフラメンコ」(西郷輝彦)など数多くのヒット曲を連発した。
常に大衆のための歌を作り続けた昭和を代表する名ソングライター。 1990年没。