日本で精力的に活動する新進気鋭の画家 門田光雅 個展「SLIDE」
2016年6月4日(土)~6月26日(日)EARTH+GALLERYで開催!
門田光雅は静岡県で生まれ、東京造形大学絵画科を卒業後、色彩や素材・筆触の追求の中で、今日の絵画表現の新たな可能性を開拓しています。
絵画表現は身体の記憶、経験によって生み出され、自身の思想や哲学は自ずと日々の所作から滲み出るものである。 と語る彼の作品は、表現の模索を続ける中で、ある瞬間に表出した原色の層が、“所作”によって幾重にも重なり、流れ、滞り、戯れる様子をそのまま作品としています。 ある瞬間に生まれたそれぞれの色彩が折り重なることにより、新たなエネルギーとなって、見るものを圧倒する彩りを放ちます。
「SLIDE」と題された本展では、“明滅するような感触”をテーマにした、新作を含む約20 点を展示販売いたします。
この機会に是非、作品が放つ色彩のパワーをご高覧、ご体感ください。
尚、6月4日(土)にはアーティストが在廊しレセプションパーティーも開催し作品の制作秘話などを語ります。
門田光雅 個展
『SLIDE』
日付 :2016年6月4日(土)~6月26日(日)※毎週月曜休廊時間 :11:00~19:00 (最終日17時まで)
会場 :EARTH+GALLERY
〒135-0042 東京都江東区木場3-18-17 1F
主催 :EARTH+GALLERY(株式会社ZEエナジーアート部門)
URL : http://earth-plus.net/?p=6927
雪や砂の上に残る足跡や形跡から、そこに在った情景が伝わることがあるように、私の描く絵画も、そこから立ちのぼる陽炎のように、私と言う在り方が伝わるものでありたい。
私は、海がある町で育った。 今は戻る場所の無い母の実家である。
よく近くの漁港から伸びる防波堤の先端で海を眺めた。
水平線から果てし無く押し寄せる波の畝りが、いつまでもいつまでも続く光景。
留まらない揺らぎは今日の私の中にも波打っている。
現れては消え、消えては現れる明滅のような感触を手掛かりに、そこから生れ出る今日の表現を模索している。
門田光雅
1980年 静岡県生まれ
2002年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2003年 東京造形大学美術学科絵画専攻研究生修了
2008年 第23回ホルベイン・スカラシップ奨学生
<近年の活動>
・個展
2016年 M画廊(栃木)※4月開催予定
2016年 「STROKES」/SEZON ART GALLERY (東京)
2015年 「cycle」/ギャラリーヴァルール(愛知)
2015年 「色彩のドローイング」/セゾンアートショップ(神奈川)
2014年 「二兎を追う」/niche gallery(東京)
・グループ展
2016年 「めぐるりアート静岡」(静岡)
2014年 「定住と漂流」アルフレド・サルセ現代美術館(メキシコ・モレリア)
2014年 「THE ACT OF PAINTING」Casaさかのうえ(東京)/ギャラリーヴァルール(愛知)
2014年 「絵を描くはじめ」 上野の森美術館ギャラリー(東京)
<受賞歴>
2002年 東京造形大学 卒業制作展 ZOKEI賞