tofubeats・和田永・フィルハーモニア管弦楽団・Beats by Dr. Dreプレジデント・VESTAX創業者が登場:「Sound & City」が4/28-29にアークヒルズにて開催!
“音”をテーマにした複合イヴェント「Sound & City」は、 ”音”を通して未来の都市を考察する実験的イヴェントです。 未知なるテクノロジーによって変容する都市の中で、音と人との新しい関わりを模索するために、また音楽が古くよりもたらしてきた豊かさや美しさもう一度社会に取り入れるために、音に精通する「音楽家」や、最新の「テクノロジー」、ビジネスを生み出す「起業家」と出会い、未来を考える機会を提供いたします。
本イヴェントは、海外では既に大規模展開されているSXSWやsonarに倣い、これまで個別に捉えられてきたカルチャー、テクノロジー、ビジネスの文脈を統合し、ライヴパフォーマンスとカンファレンス、インスタレーションやワークショップを同時多発的に展開。 “クリエイティヴ・アントレプレナー”と呼ぶべき新しいタイプの起業家・ビジネスパーソンが集う空間づくりを目指します。
Sound & City
日程|4月28日(木)・29日(金・祝)
会場|アークヒルズ(アーク・カラヤン広場、WIRED Lab.、TechShop Tokyo、アークヒルズカフェ)
入場料|無料(アークヒルズ・カフェ内のプログラム、及びワークショップのみ有料)
主催|森ビル株式会社
協賛|富士通
企画制作|WIRED Lab.(Rhizomatiks+『WIRED』日本版)、TechShop Tokyo、KaleidoWorks
特別協力|ブリティッシュ・カウンシル
協力|J-WAVE、ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社、本田技研工業株式会社、W’s Company、Beatnink、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ゼンハイザージャパン株式会社、VIE SHAIR
特設サイト| http://sound-and-city.jp/
チケット販売| http://sound-and-city.peatix.com/
プログラム(一部)
Ei Wada Electronicos Fantasticos!
和田永|廃棄家電を通して人と音楽とが甦る
4月29日19:00~(45分)|カラヤン広場特設ステージ|無料
Ei Wada|和田永
1987年東京生まれ。 物心ついた頃に、ブラウン管テレビが埋め込まれた巨大な蟹の足の塔がそびえ立っている場所で、音楽の祭典が待っていると確信する。 しかしあるとき、地球にはそんな場所はないと友人に教えられ、じゃあ自分でつくるしかないといまに至る。 大学在籍中よりアーティスト/ミュージシャンとして音楽と美術の間の領域で活動を開始。 2009年より古いオープンリール式テープレコーダーを演奏するグループ「Open Reel Ensemble」を結成。 Ars ElectronicaやSonarを始め、各国でライブや展示活動を行う他、 ISSEY MIYAKEのパリコレクションでは、現在までに6期連続で音楽を担当。 2015年より役割を終えた古家電を新たな電子楽器として蘇生させ、 合奏する祭典を目指すプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」を始動。 そんな場所はないと教えてくれた友人に最近偶然再会、まだそんなことやってるのかと驚嘆される。
tofubeats
トーフビーツ|Sound & Cityのためだけのアンビエント・セッションを披露
4月29日17:30~(45分)|カラヤン広場特設ステージ|無料
tofubeats|トーフビーツ
1990年 生まれ、 神戸で活動を続けるProduce/DJ。 学生時代からインターネットで活動を行い、SMAP、YUKI、ももいろクローバー、Flo Rida、Para One、くるり等のリミックスを手掛ける。 プロデューサーとしてもアイドルやアーティストに楽曲を提供をTVCMやWebCMの音楽制作等も多数。 スマッシュヒット「水星 feat.オノマトペ 大臣」を収録したアルバム「LOST DECADE」、2014年には、待望のメジャー1stアルバム「First Album」をリリース。 そして2015年には満を持してのメジャー2ndアルバム「POSITIVE」をリリースし、iTunes Store J-POPチャートで1位を獲得。 2016年には超豪華メンツが顔を揃えた「POSITIVE REMIXES」を発売。
Stephanie Clarke + Ashley Green from PHILHARMONIA
英国を代表する管弦楽団は、 いかにテクノロジーと融合するか
4月28日15:30~(50分)|アークヒルズ・カフェ登壇者:ステファニー・クラーク(フィルハーモニア管弦楽団デジタル・プロジェクトマネージャー)、アシュリー・グリーン(フィルハーモニア管弦楽団テクノロジスト)ダン・マンスロー(イニション プロデューサー)ほか
http://wired.jp/2016/04/22/sound-and-city-philharmonia/
ロンドンに拠を置く、英国を代表する交響楽団「Philharmonia」は、近年VRやモーションキャプチャーなどの先進技術を用いたユニークなコンテンツで、「クラシック音楽」のまったく新しい愉しみ方を提案している。 21世紀型のエンタテインメントとして、または音楽教育プログラムとしても注目を集めるフィルハーモニアの活動をデジタルプロジェクトマネージャーのステファニー・クラークが、プレゼン+レクチャーする。 同楽団の「テクノロジスト」であるアシュリー・グリーンも参加する。 クラシック音楽のすべて関係、 音楽教育に携わる方は必見!
STEPHANIE CLARKE|ステファニー・クラーク
2014年、英国フィルハーモニア管弦楽団のデジタル・プロジェクトマネジャーに就任。 アプリ、大型インスタレーション、VRなど、次々と新しい音楽体験を生み出すデジタル・チームで企画運営からコンテンツのツアー管理までを担当。 前職、マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル事務局では、アシスタント・プロデューサーなどを務め、フェスティバル運営に携わった。 英国シェフィールド大学音楽学部卒業。 ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにて、アート・マネジメントと文化政策の修士号を取得。
Luke Wood from Beats by Dr. Dre
beatsプレジデントが語る「音楽体験と音楽ビジネスの未来」
4月28日14:00~(80分)|アークヒルズ・カフェ|有料:1日券3500円登壇者:ルーク・ウッド(Beats by Dr. Dreプレジデント)
http://wired.jp/2016/04/22/sound-and-city-luke-wood/
Beats by Dr.Dreはなぜ、 そしていかにして21世紀の音楽ビジネスのメインプレイヤーとなり得たのか。 「beatsはカルチャー企業」と言い切る彼らのヴィジョン、 理念、 そしてイノヴェイションの方程式、 そして音楽ビジネスの未来を、 Beats草創期から支えてきたプレジデントにしてミュージシャンでもあるルーク・ウッドが語る。
Luke Wood|ルーク・ウッド
Beats by Dr. Dre (Beats)プレジデント。 創設後の早い段階からBeatsに携わり、2011年に正式に参画。 1991年に当時NirvanaやSonic Youthなどが所属したGeffen RecordsのPRディレクターとしてキャリアをスタート。 Interscope Geffen A&M (IGA)のチーフ・ストラテジー・オフィサーを務めた後、imprint DGC Recordsの代表としてWeezer、All American Rejects、Rise Against、Yeah Yeah Yeahなど、多くのアーティストを輩出した。 2014年8月、U2のBono、The Edgeと共にFender Musical Instrumentsのディレクターにも就任。 ソングライター/ミュージシャンでもあり、 1996年には、 ユニバーサルミュージックグループと契約。 同年、自身が参画するバンドSammyは3枚目のアルバムをGeffen/DGC Recordsからリリースしている。
Hidesato Shiino
VESTAX創業者・椎野秀聰が明かす「クリエイティヴ・ハードウェアメーカー」の真髄
4月29日14:30~(80分)|アークヒルズ・カフェ|有料:1日券3500円登壇者|椎野秀聰(ESP、 VESTAX創業者)、 永田純(音楽プロデューサー)
http://wired.jp/2016/04/20/sound-and-city-shiino/
楽器メーカー「ESP」、DJ用機材メーカー「Vestax」とふたつの企業を生み出し、世界的ブランドへと育て上げたワールドクラスのアントレプレナー椎野秀聰が、いま、 VESTAXの再興を目論む。 そこに込めたヴィジョンと理念、グローバルに支持される「ものづくり」の真髄を語る。
HIDESATO SHIINO|椎野秀聰
1947年生まれの起業家。 ヤマハ、グレコを経て1975年に「ESP」を創業、ギター、アンプなどの楽器設計製造を行う。 1977年に椎野楽器設計事務所を設立。 その後1987年に「VESTAX」を設立。 ボイスチェンジャー、エフェクター、 マルチレコーダー、デジタル機器、DJ機器などを開発・生産・販売し、世界市場で絶大なる信頼を得る。 2002年には、曽祖父の椎野正兵衛の創業した絹織物事業を受け継ぎ、株式会社椎野正兵衛商店として再興。 2014年に破綻したVESTAXの再興を目指し、「STP VESTAX」として2016年5月に新製品を投下する予定。
JUN NAGATA|永田純
1958年東京生まれ。 音楽エージェント/プロデューサー。 79~80年にYMOの世界ツアーに同行し、以後、矢野顕子、たま、大貫妙子らをマネージメント。 2011年秋に設立された“独り立ちするミュージシャンのためのパブリックサービス”一般社団法人ミュージック・クリエイターズ・エージェント代表理事を務める。 著書に『次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル』『次世代ミュージシャンのオンガク活動ハンドブック』。 京都精華大学ポピュラーカルチャー学部特任教授
タイムテーブル
【SOUND SESSION ライヴパフォーマンス】
ライヴパフォーマンスには、tofubeats、中山晃子、和田永、Seiho、Hifanaが登場。 通常のライヴセットではなく、“音と都市”に関して、それぞれにテーマをもってパフォーマンスを行います。
DAY1 (4/28)
中山晃子|映像と音のめくるめくインタラクション19:25~(45分)|カラヤン広場特設ステージ|無料
http://wired.jp/2016/04/21/interview-akiko-nakayama/
Seiho|活け花とモジュラーシンセの不可思議な邂逅
20:00~(60分)|アークヒルズカフェ|入場料2000円(1ドリンク付)
DAY2(4/29)
tofubeats|Sound & Cityのためだけのアンビエント・セッションを披露17:30~(45分)|カラヤン広場特設ステージ|無料
和田永|廃棄家電を通して人と音楽とが甦るライヴ・ワークショップ
19:00~(45分)|カラヤン広場特設ステージ|無料
Hifana|音と映像をスクラッチ!会場全員で遊ぶリズムプレイ!
20:00~(80分)|アークヒルズカフェ|入場料2000円(1ドリンク付)
【CONFERENCE SESSION カンファレンス
カンファレンスでは、日米英を代表するクリエイティヴ・アントレプレナーが集結。 ハードウェア開発から音楽配信プラットフォームまでを独自でつくり上げ、世界の音楽文化を果敢にアップデートしてきた「Beats by Dr. Dre」のプレジデント、ルーク・ウッドや、楽器メーカーのESP、そしてDJ機器メーカーVESTAXという2つのブランドを創業し、世界規模で圧倒的なファンベースをつくり上げた椎野秀聰らが登壇し、理念、戦略、そして未来に向けたヴィジョンを語ります。
DAY1 (アークヒルズカフェ|入場料1日券3,500円)
13:00~13:50
ガイ・ハヴィヴ|未来の「サウンドライフ」をテクノロジーでデザインする方法
14:00~15:20
ルーク・ウッド|beatsプレジデントが語る「音楽体験と音楽ビジネスの未来」
http://wired.jp/2016/04/22/sound-and-city-luke-wood/
15:30~16:20
ステファニー・クラーク + アシュリー・グリーン + ダン・マンスローほか|英国を代表する管弦楽団フィルハーモニアは、 いかにテクノロジーと融合するか
http://wired.jp/2016/04/22/sound-and-city-philharmonia/
16:30~17:50
斎藤貴弘・坂口修一郎|風営法改正記念!夜の市長と新しいナイトシーンの作り方
DAY2 (アークヒルズカフェ|入場料1日券3,500円)
12:00~12:50
森永泰弘|気鋭のサウンドデザイナーが語るフィールドレコーディングの魔法と「音の旅」
13:00~14:20
和田永|和田永が構想する「ニコス・ラボ」とは何か? 参加型ラボの未来図を語る
14:30~15:50
椎野秀聰|VESTAX創業者が明かす「クリエイティヴ・ハードウェアメーカー」の真髄
http://wired.jp/2016/04/20/sound-and-city-shiino/
16:00~17:20
agraph|気鋭の電子音楽家と語る「クリエイティヴのR & Dと『音楽家』の行方」
INTERACTIVE SESSION インスタレーション & ワークショップ
会場となるアーク・カラヤン広場各所には、音をテーマにしたインスタレーションが数多く登場。 VRやモーションセンサーを使ったクラシック体験を楽しめるフォルハーモニアのプログラム「MusicLab」「Virtual Orchestra」や、全身でゲームと音とを体感する水口哲也の「シナスタジア・スーツ」など、2日間を通して最新のテクノロジーに触れることができます。
Music Lab. (Philharmonia)
Virtual Orchestra (Philharmonia)
Future Music & Shoes Experience(FUJITSU+Yamaha)
&Y(YAMAHA)
Play Me, I’m Yours(Luke Gerram)
Radio Buffet (TechShop Tokyo)
Garden of Russolo(Yuri Suzuki)
Trading Garden(Yasuhiro Morinaga + Honda Uni-Cub)
Rez Infinite -Synesthesia Suit(Tetsuya Mizuguchi)
ほか
※ タイムテーブルは一部変更になることがございます。 詳細は、随時更新される特設サイトをご確認ください。
http://sound-and-city.jp/
※ 有料となるアークヒルズカフェ内のプログラム、及びワークショップのチケットはすべてこちらのPeatixページからご購入いただけます。
http://sound-and-city.peatix.com/
アークヒルズ30周年を迎えて
今年で30年目を迎える赤坂アークヒルズ。 商業施設、オフィス、住居が一体化した、まったく新しい都市インフラとして登場し、その後の東京のデザインを変えた空間は、21世紀の東京を生み出す場所として再編成がはじまりました。
2016年春には、世界のメイカームーヴメントを牽引するメイカースペース「ThecShop Tokyo」のほか、未来のビジネスを生み出す震源地として日本のトップVCが集う「KaleidoWorks」、そして『WIRED』とRhizomatiksのコラボレーションによる「未来の作戦会議室」である「ワイアード・ラボ」がオープンしました。
そして、未来志向の施設への脱皮を目指す、新生アークヒルズを体現するイヴェントが「Sound & City」です。
来たるべき都市文化を育むことをミッションに、カルチャーとテクノロジー、そしてビジネスがシームレスに結びついた、新しい実験がはじまります。