フォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツに見出されて、デビューを果たしたラス・べガス出身の3人組、パニック!アット・ザ・ディスコ。
エレクトロでダンサブルなデビュー・アルバム『フィーバーは止まらない』はアメリカで170万枚を突破し、プラチナ・ディスクを獲得した。シアトリカルなプロモーション・ビデオとライヴも大きな魅力のひとつで、2006年のMTVト・トラジェディーズ~いつわりのウェディング」がビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞。なんとレッチリの「ダニー・カリフォルニア」やマドンナの「ハング・アップ」を押しのけての受賞、と言う快挙を成し遂げた。
2008年にはビートルズ他のロック・クラシックスに大きな影響を受けたセカンド・アルバム『プリティ。オッド。』を発表。ビルボード・アルバム・チャートで初登場2位を記録し、ルーツ・ロック的なサウンドを追求した意欲作だったが、その路線を追い求めるライアンとジョンは音楽の方向性の違いからバンドを脱退した。残されたブレンドンとスペンサーはバンド活動を継続し、2011年に『悪徳と美徳』をリリース。全米アルバム・チャートで8位に食い込んだ。
2013年10月には4枚目のオリジナル・アルバム『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』をリリース。初週で10万枚近くを売り上げ、全米アルバム・チャート2位に食い込む。
2015年にはスペンサーも脱退。現在はブレンドン・ユーリーのみがオフィシャルのメンバーとして活動中。
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