極上ファンクパーティー『IN BUSINESS』が代官山UNIT,SALOONに会場を移し3月に再始動を果してから早3ヶ月、意欲に溢れた第二弾とるパーティーを開催し濃密な夜を演出した。この日、レギュラーメンバーからはMUROとD.L a.k.a. BOBO JAMESは残念ながら欠席となってしまいましたが、ライブの方ではこのイベントのレギュラー「オーサカ=モノレール」に加えゲストライブに東京発ジャマイカ経由全世界行き”と絶賛される「Reggaelation IndependAnce」がラインナップ。そしてライブペインティングでは「DRAGON76」を招き「BLACK BELT JONES DC」とのライブペイティングセッションを繰り広げるという見所満載の内容となった。
UNITのメインフロアでは黒田大介、DJ JINが様々なセレクトで会場中を盛り上げる側ら、SALOONではULTIMATE 4TH(DJ大自然 / DJ TOKNOW / 志水貴史 / 仲山慶)がゆったりとしながらもコンパクトな空間が引き立つようなグルーヴィーな夜を彩っていた。
そんな中、この日のステージにまず最初に登場したのは「オーサカ=モノレール」
ホーンセクションが心地良く響く中、ボーカル中田氏の小気味よい動きや表情などひとつひとつのアクションが実に絵になるなぁ~と感じつつもMCでは毎回ついつい笑わされてしまう。 上質なサウンドに乗せられて見惚れて、踊れて、笑えてしまうといった具合に五感を刺激される規格外のステージ。オーセンティックで色褪せないファンクサウンドの真髄をしびれるほどに見せ付けてくれました。
スタンダードに世界中から愛され支持を受けている「オーサカ=モノレール」だが、現在はフランス、スイス、ドイツ、スペイン、イタリアを周るヨーロッパツアーを慣行中との事です。
続いて登場は、「Reggaelation IndependAnce」5月に1stアルバム『NEW DAY』をリリースし多方面から熱烈な支持を集めている。インストゥルメンタルでありながらも上質な雑踏感と躍動感を滲ませ、音楽の根本的楽しさやカッコ良さ、リズムというものの心地良さを存分に堪能させてくれた。
ルーツレゲエ、ダブ、スカをはじめアフリカンミュージックや様々なブラックミュージックなどが混在したオリジナルダンスミュージック。洗練されたサウンドはフロアを呑み込み、そこにいる人々を音彩豊かに揺らしていた。
彼らはきっと今後も本質を鋭く受け継ぎ絶妙なバランスで体現する類まれな存在として様々なイベントを席巻しさらに多方面に影響を与えていくのではないだろうか。
なにはさておき今日という日をより刺激的にし音に心酔させてくれたことに感謝。
この日のもうひとつの見所はライブペインティング。
国内のライブペイティングの第一人者にして海外からも高い評価を受ける「DRAGON76」を迎え、「BLACK BELT JONES DC」とのセッションが実現。UNIT後方のBarスペースに1枚のキャンパスを設置。そのキャンパスを区切りそれぞれがそれぞれのペース、手法で描き上げていく。ゆったりと時間が止まるような感覚ながら気が付くと色彩豊かに鮮やかな描写に目を奪われてしまった。
個性と個性が見事に融合し迫力ある傑作が完成した。
BLACK MUSICの職人達が世界に発信し多くの音楽ファンに愛され続けている超弩級ファンクパーティ”IN BUSINESS” 次回開催はまだ未定だが近いうちに必ずまた新たなパーティーを打ち出してくれるだろう。
その時はまた濃厚なファンクネスに酔いしれたいと思う。
IN BUSINESS 2013.06.29 at 代官山UNIT PICTURE GALLERY
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