Profile of |FUJI ROCK FESTIVAL|
今年も行ってきましたフジロック、当サイトでのイベントレポートもなんだかんだ5年目になるわけですが、今年はおもいきって、前夜祭から参加しちゃいましたよ~!
という事で、木曜日から会場に入り、木、金、土、日の4日間フジロックを満喫させて頂きました。
4日間と言えば1週間のうちの半分以上となるわけで、それはそれはその前後の仕事の立て込み具合といったらなかなかのものです(汗)ただ、モノは考えよう、1年のうちのたった4日間と考えたら少しは余裕が持てたかな。台風接近なんていう天気予報に警戒しながらも年々レベルアップしてきた自分の雨具やカバンなどの装備に頼もしさを感じつつ張り切って出発!
17時過ぎに会場に到着し、明日以降3日間使用するリストバンドの引き換えもスムーズに完了。雨がしとしと降り続いていますが、長靴Ok! レインコートOK! 雨にも負けないリュックサックも完璧ということで17時40分には入場ゲートに到着! しかし、あれ、開いてねぇ~~(涙) そうでした前夜祭は18時からでした! ふと右側を見ると入場を待つ列ができていましたので僕も速やかにそこに並ぶことに。最前列の方には台湾などのアジア圏のお客さんが多く見受けられたのも印象的でした。
それにしても、僕がフジロックの前夜祭のオープンゲートに並んでいるなんて、すっかりフジロッカーになったなぁ~なんてぼんやり思ってみたりしてると、間もなく18時、やぐらの設置に若干時間を要したという事で少し遅れてゲートオープン!
前夜祭は入場無料なのでリストバンドのチェックは無いのですが、後ほど豪華賞品が当たる抽選会があるという事で、その抽選券を入場順に配布。もちろん僕も貰いました!その番号【210番】うぉ~、なんか当たる予感がプンプンしてるゼ!!!!(根拠なし) ちなみにこの日の入場者数は約1万人だったので、この番号がいかに早い段階で会場入りしたか分かって頂けると思う。
早い段階で会場入りしたことが幸いしOASISエリアの飲食ブース、岩盤のオフィシャルショップに列がない!これはチャンスと思ったのも束の間、ゲートオープンからものの15分程で一気に会場内の人も増え、人気店は列をなしておりました。特にもちぶたと苗場食堂の行列はもの凄かったですね。フジロックの歴史と共にここに君臨している両店舗、ここに来たらまずこれを食べるんだという訪れた人の気概を感じました。
前夜祭の会場はコンパクトにOASISエリア、ワールドレストラン、そしてRED MARQUEEでのライブとなっているので、気軽にお酒を飲みながらフジロックの雰囲気を謳歌しつつ明日以降への楽しみを仲間内で話し合ったりしている姿が随所に見受けられる。その中で毎年恒例の盆踊り(苗場音頭)は しつこい位に盛り上がり、大抽選会の賞品の豪華さに歓喜しつつ、結局根拠のない当たる予感は炸裂することはなく(かすりもせず 笑)当選は見送りとなりました…。
ちなみに豪華賞品というのは会場内で使える”ハイネケンのビール交換券”、”バカルディーのドリンク引換券”にはじまり”苗場食堂1万円分のお食事券”、”苗場プリンス・ペア宿泊券&ドラゴンドラ乗車券”、”HMVから音楽ギフト券”、”タワーレコード商品券4万円分”、”SONYのウォークマン&ヘッドホン”などなど、進行役のMCの愛嬌のある口の悪さも面白くて熱量を高めてましたね。当選者へのインタビューで面白さを引き出しつつ、苗場プリンスの宿泊券が地元新潟の方に当たった時なんかは『お前、プリンスいらねぇだろ、返上しろよ!』なんて言ってみちゃったりしたり、今回2000番代の当選が多かったのだが、意外と該当者が出てこない事態に悪態をつきながらも再抽選を行う流れは会場中の空気をひとつにしていましたね。 あと当選者の方はやぐらの上に登れるっていうのもきっと良い思い出になった事でしょう。
それとこれも毎年恒例のイベントなのかな!? OASISエリアで行われていた早食い大会も異様な盛り上がりをしていました。2グループに分かれて行われた予選では、今年の苗場のフードの話題をさらった”サバサンド”を5個食べ終わった人が勝ちっていう単純明快なルールなのだが、5個は意外と食べれないよね、特に女性には厳しいでしょ? なんて思っていたら、まさかの屈強な外国勢を打ち破り日本のなでしこが勝利をおさめる場面を目撃することができました!やっぱり日本の女性は勝負強いですね!!! ちなみに決勝戦は”ステーキ丼+フォアグラ”というまさかの豪華料理だったとか。
さてさて、そんな中RED MARQUEEではライブのはじまりを今や遅しと待ち構える人達で溢れておりました。
今年は本編3日間は大晴天に恵まれたわけですが、この日だけは生憎の雨模様。降って止んでの繰り返しに時折強く降る雨も苗場に来たという実感を強めてくれました。にしてもこの日は良く降ったね、RED MARQUEEも最後の方は水溜りができていましたからね(苦笑)ただ、そんなことはお構いなしにライブは大盛況でした。そんな今年の出演者は、DJ MAMEZUKA、The Districts、チャラン・ポ・ランタン、THE CIRCUS OF HORRORS、PERROSKYという面々。当サイトで事前にインタビューを実施したチリのロックンロ-ル兄弟PERROSKYのライブをこのステージで観ることができたのは個人的には最大ハイライトとなりました。
『フジロックは前夜祭が一番楽しみ』って言葉をあちらこちらで聞くこと数年。今回ようやくその意味を体験することができた。
濃霧が包み込む中で味わい深い花火も見れたしね!
さぁ~、明日からの本編も楽しみだぁ~って気持ちを抱きつつ、ひとまず温泉に向かうその足取りは清々しく軽やかであった。