Derailers待望の初全国TOUR「A.R.T〜Art Revolution Tour 2015〜」東京公演を渋谷VUENOSで開催!
元THE MAD CAPSULE MARKETSのギターリストであり、脱退後は布袋寅泰や大黒摩季、吉川晃司等を先鋭的なギタープレイで支え、楽曲提供やアレンジ活動などを精力的に行いギターリストとして高い評価を受けるAi Ishigaki。ベースにはVAMPSをはじめ、布袋寅泰、土屋アンナ等のボトムを支え、その他にも様々なアーティストへの楽曲提供やレコーディング活動で大きな信頼を得ているJu-ken。そして、ボーカルは2007年に18歳の若さで「Road to 横浜レゲエ祭」にて最年少優勝を飾り、一躍その名を全国へと知らしめ、今も毎週のように真夜中のクラブから数多くのビッグフェスまで幅広いリスナーにブレないメッセージを発信し続ける“ラガマフィンディージェイ”のRueed。この三人が結成した3ピース・バンドがDerailersである。2014年3月に初音源作品miniアルバム『Track“0”』を突如リリースした直後から、音楽業界関係者の間で大きな話題と注目を集め、その注目は当然のことながら世間一般へと波及し、2014年12月には早くもメジャーデビューとなる1stアルバム『A.R.T』をリリースしたDerailers。
三人が生み出す音楽は、型にハマらないジャンルレスなものであり、聴く者に驚きと新鮮さ、そして音楽に浸る心地良さを存分に堪能させてくれる。
そんなメンバーは結成当初からTOURの実施に強い意欲を燃やしていたが、如何せんこの3人のメンバーたちである。ソロ活動が多忙を極め、スケジュールの都合からなかなかTOURが組めない状態が続いていたが、6月4日の札幌公演を皮切りに全国14公演となる初TOUR「A.R.T~Art Revolution Tour 2015~」を開催しており、その東京公演が6月26日(金)に渋谷にあるVUENOSで行われた。
Rueed(Vo)が「俺らジャンルレスなバンドだから」と言うように、会場は普段はクラブとして営業されることの多い渋谷VUENOS。但し、彼らが鳴らす音はライブハウスでもクラブでもどちらでも通用する音であることを証明してくれた。一曲目の「重い空気に羽」でガツンと一気に観衆のテンションを上げてライブはスタートした。ライブ中盤には体を揺らすミドルテンポな曲「Satisfaxion」「Coolin’」なども披露し、バンドの引き出しの多さをしっかりと見せてくれた。Rueedのマイクパフォーマンスは「さすが!」の一言である。Rueedから発せられる魂を込めたリリックの一言一言に、気持ちの良い重低音のリズムを、曲に合わせて変化させながら刻んでいくJu-kenのベース。そして、激しさと滑らかさが共存し、会場を包むように響き渡らせるAi Ishigakiのギターサウンド。
今回が初の全国TOURにも関わらず、同じセットリストで回っているのではなく、曲順や披露する楽曲を会場ごとに、時にはその場の雰囲気で変化させているという。さらに、ライブだからこそのアレンジはCD音源とはまた一味違う音色で素晴らしい。各メンバーのスキルの高さと、培ってきたキャリアがあってこそ初めて成せる技と言えるだろう。このバンドの本気のライブはまさに一見一聴の価値がある。今後のDerailersの動きに、引き続き注目が必要だ。
Derailers「Master Blaster」
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徳間ジャパンコミュニケーションズDerailers Information
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