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FUJI ROCK FESTIVAL’15 ~フジロック事前展望スペシャル~

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FUJI ROCK FESTIVAL’15 ~フジロック事前展望スペシャル~

Profile of |FUJI ROCK FESTIVAL|


いよいよあと1ヶ月となりました!フジロックフェスティバル2015!毎年このジトジトした梅雨の季節にこの直前特集を書かせて貰っていますが、むしろあの苗場の慌しく変化する気候が恋しくもあります。個人的に雨って嫌いじゃないんですよね~。年間を通して色々なフェスに参加していますが、様々な気候の変化を諸に感じられるのがこのフジロック。自然と同調する瞬間を味わえるわけですね。東京のど真ん中で突然食らうそれとはまたワケが違うわけですから。

さて、まだタイムテーブルも出ておりませんが、今年はどういう風に立ち回ろうかと今からイメージを膨らませるのが毎年の楽しみの一つでもあります。今年は、例年とは違った方式で取材を試みようかと思っていますが、まだ全くもって未定!一つのバンドに絞らず…例えば各アーティストの頭3曲見て次へ移動とか…なんか例年とは違う方法を試みたいと思っていますが、タイムテーブルが出てからじっくり考え込みましょう。

FUJI ROCK FESTIVAL ’15
2015年 7月24日(金)25日(土)26日(日)

新潟県 湯沢町 苗場スキー場
9:00開場 11:00開演 23:00終演予定

3日通し券¥39,800
一日券(各日)¥16,800

駐車券
¥3,000(1台・1日)※2名以上より受付

キャンプサイト券
¥3,000(1名・開催期間中有効)

ムーンキャラバンチケット
オートキャンプ施設「MOON CARAVAN」専用チケット
・4輪専用駐車券¥12,000(1台) + 専用キャンプサイト券¥3,000(1名) + 3日通し券¥39,800(1名)
・2輪専用駐車券¥6,000(1台) + 専用キャンプサイト券¥3,000(1名) + 3日通し券¥39,800(1名)

主催
SMASH CORPORATION

企画・制作
SMASH CORPORATION / HOT STUFF PROMOTION / DOOBIE INC.

オフィシャルサイト
http://www.fujirockfestival.com


7月24日(金)

では、早速まずは初日の24日金曜日から。RED MARQUEE出演のUk発ソウルフルでジャジーなバンド”STONE FOUNDATION”。青空の下GREEN STAGEで聴きたい感じはしますが、当日雨が降ってREDの屋内で太陽を感じるのも良いかも(笑)。晴れても雨が降っても確実に楽しめるでしょう。その後はWHITE STAGEにて”サニーデイ・サービス”を観たいなーと頭の部分をチェックしながらFIELD OF HEAVENへ移動。目的はこの人達。”KITTY,DAISY & LEWIS”!姉妹含む3兄弟のロックンロール!フジロック2度目の出演となりますが、野外でロックンロールなんて最高じゃないですか!そのままの勢いでまたREDへ戻ったはいいが。。これ確実に入場制限がかかるのでは?長らく待っておりました!”ASH”!だいぶ後半の方でアナウンスされましたが、ASHの出演でフジロック行きを決めた人も多いのでは?名曲揃いなので、全編通して釘付けになるでしょう。”shining light”やるかな~。しかしその裏の時間帯になりそうなWHITE STAGEでの”RUDIMENTAL”も観たいのでココはもう出たところ勝負。正直ASHの聴きたい曲を聴いて直ぐに移動なんていうのも十分ありあり。フェスならではのね。後半につれて、どんどん観たいバンドが控えてるのも事実。GREENには”MOTÖRHEAD”と”FOO FIGHTERS”が控えているからロックな流れでも良いし、実はこちらWHITEのトリでもある”ROYAL BLOOD”もライブの定評は高いのでここはカオスな時間帯。

そしてこの後はお楽しみの夜のお時間。CRYSTAL PALACEに出演するスペイン発キューバ仕込みのラテンバンド”TXARANGO”は確実に盛り上がりそうだし、REDで行われているALL NIGHT PLANET GROOVE ’15のDJ陣も確実に踊れそう。この辺りは夜遊び嗅覚を頼りにというところでしょうか。初日から見所満載ですが、水分補給はしっかりと!(笑)

STONE FOUNDATION

STONE FOUNDATION

サニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス

KITTY,DAISY & LEWIS

KITTY,DAISY & LEWIS

ASH

ASH

RUDIMENTAL

RUDIMENTAL

MOTÖRHEAD

MOTÖRHEAD

FOO FIGHTERS

FOO FIGHTERS

ROYAL BLOOD

ROYAL BLOOD

TXARANGO

TXARANGO


7月25日(土)

前日の夜遊びがどれだけ深かろうとなぜか普通に起きてしまう2日目のフジロック。目指すはWHITE STAGEの”Räfven”。アーティスト写真を見ただけでもどんな感じのライブになるかなんだか想像出来るだけに、路上ライブで培った本場のジプシーミュージックが聴けるチャンスは滅多にないですよ!と実はその裏の時間帯になりそうなGypsy Avalonでの”関口シンゴ”も物凄く気になっておりまして。そんな事言ったらその更に裏でやっているCafé de Parisのチリが産んだロックンロール兄弟(また兄弟!)と呼ばれている”PERROSKY”も逃せないのですよ。ただ彼らに関しては初日の苗場食堂だったり、同日のダブルヘッダー!CRYSTAL PALACEだったり、最終日でのGypsyだったりとどこかで観れるチャンスは有りなので、確実にチェックしたいです。ちなみにRäfvenもその他ステージで複数回プレイをするので何かが被ってしまっても逃す事は無いと思われます。パズルの様な組み合わせでいつも頭を悩ましつつ、時よりピースがはまった瞬間。。。ニヤリ。

2日目の後半戦も激戦区。だからこそ、今回1バンド完全レポートを避けつつ色々なバンドを体験するのも全然有りかなと感じております。そういう立ち回りしてる人多いよね??とにかくどうしても見たいのがエレクトロ・ダンスの”deadmau5″。国内で野外で観れる機会はそう無さそうだし、どんなサウンドをぶっ放すか楽しみ楽しみだし、2010年のフジにも登場した”BELLE AND SEBASTIAN”のライブは、観た人殆どがオススメだし、結果的に”HAPPY MONDAYS”を観れずに”MUSE”を丸々見るか半分半分かはもはやもう決めようがありませんね。

だいたい2日目の夜は最後の夜という事もあって、次の日の事を考えずに再度夜遊び。結局毎日夜遊び。だってこんな大自然の中、夜通し音楽を堪能出来る事ってそんなに無いわけですから。ここはもう年寄りだから!なんて言ってられません。遊び切る!これに尽きますね。ラインナップも充実しておりますので、お酒片手にフジロッカーとの交流の場としましょう。お酒も良いけどお水も忘れずに!これ大事!(笑)

Räfven

Räfven

関口シンゴ

関口シンゴ

PERROSKY

PERROSKY

deadmau5

deadmau5

BELLE AND SEBASTIAN

BELLE AND SEBASTIAN

HAPPY MONDAYS

HAPPY MONDAYS

MUSE

MUSE


7月26日(日)

毎年三日目の朝に思うんですが、日々の生活リズムが悪くて運動なんかも怠っていても、ココ苗場だと全然元気に遊べてしまうんだなー。ただ『長靴はもう履きたくない!』って、いい大人が駄々をこねたりはしますが(笑)。さて今日も歩きますよ。まずは目指すはFIELD OF HEAVEN。プロフィールをチェックしてとにかく気になって気になって仕方がないのが、”Jim 0′ Rourke と Gaman Gilberto”。映画音楽が大好きな僕としては、彼らが何をライブでやってくれるか物凄く興味深々。物凄いケミストリーが起きそうな予感がしております。3日目はなんかいつも自分が触れない音楽を選びがちな感じがするのですが、Café de Parisでの”うないぐみ”は疲れた体に癒しを与えてくれそう。独特な旋律を奏でる沖縄民謡はそうなかなか見れないので、この恵まれた機会に感謝したいなと思います。でもですね、その裏になるんじゃないかなって予測しているアーティストがこちら”JOHNNY MARR”。知る人ぞ知るあの”THE SMITHS”のギタリスト。嵐が来ようとアラレが降ろうと必ず見たいので、この時間帯は彼を中心に組む事になりそう。というか、『どこで飯食うんだ?(笑)』っていつも思うんですが、なんだかんだあらゆる所にフードが出ているので毎度毎度助かってしまっております。しつこいようですが、水分と食事のバランスは大事ですぞ。

そんなフジロックフェスティバル2015もいよいよ最後の最後。今回自分の中で一番の大トリは、19年ぶりに活動を再開した轟音ギター・サウンドと霧のような美しくドリーミーなボーカルが混ざり合ったUKのバンド”RIDE”。これを書いてるだけでも鳥肌が立ってしまってる位楽しみなバンドです。この際天気なんて気にならない!むしろ土砂降りの雨の中、体に打つ雨の音と共に聴きたい位です。この余韻の中、NOEL様を差し置いてWHITEの”FKA twigs”を観ながら3日間の更なる余韻に浸るか、2年前のフジ参戦の際に見逃してしまった”OF MONSTERS AND MEN”で愉快に終わるか、『やっぱりNOEL様が観たい!』ってなるかは。。当日のテンション次第。どの組み合わせでも全く後悔しないであろう流れが見えました。見えちゃいました。

しかし!何が起こるか分からないのがフジロックの醍醐味。余韻に浸りながら、最後の最後にCRYSTAL PALACEで大騒ぎしちゃうのも全然有りですから。むしろしちゃう絵も既に見えてしまっているな~。。

それではみなさん道中にお気をつけて!会場でお会いしましょう!

Jim 0' Rourke と Gaman Gilberto

Jim 0′ Rourke と Gaman Gilberto

うないぐみ

うないぐみ

JOHNNY MARR

JOHNNY MARR

RIDE

RIDE

FKA twigs

FKA twigs

OF MONSTERS AND MEN

OF MONSTERS AND MEN

NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS

NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS


Text by Kenichi Kono


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