Profile of |BARREN EARTH|
煢然たる塔に鳴り響く破滅の音
魔術的な鍵盤とギター、そして破壊的かつ官能的な歌声
叙情派プログレッシヴ・デス・メタルの雄が召喚する通算3作目!
フィンランドのメロディック・デス・メタルの父AMORPHIS。そのオリジナル・ベーシストであるオーリ=ペッカ・ライネと、傑作「Tales from the Thousand Lakes」でキーボーディストとして活躍したキャスパー・マーティンソンを中心とする、フィンランドの叙情派プログレッシヴ・デス・メタル・アクトBARREN EARTHが、前作「THE DEVIL’S RESOLVE」以来3年振りの通算3作目「ON LONELY TOWERS」を発表する。
■新ラインナップで更に強力に
元AMORPHISSのオーリ=ペッカ、キャスパーの他にも、現KREATORのサミ・ウリ=シルニヨ(g)、現MOONSORROWのマルコ・タルヴォネンといった、フィンランドのメタル・シーンの猛者の前作「THE DEVIL’S RESOLVE」発表後、2013年にSWALLOW THE SUNのシンガーでもあったミッコ・コタマキが脱退。バンドは2014年、デンマーク王国の自治領であるフェロー諸島のドゥーム・メタル・バンドHamferðに在籍するヨン・アルダラを後任として迎えた。ミッコと同等のディープなデス・ヴォイスの使い手ながら、前任者よりも「歌える」シンガーであるヨンを得たことにより、ヴォーカル・メロディが充実。 なお、ヨンは、2013年6月27日にヘルシンキ『On The Rocks』で行われたミッコ在籍時のラスト・ライヴを客として観に来ており、終演後にバックステージに現れ、ショウを堪能したことをバンドに伝えたという。
■プログレッシヴ・ロックの要素が増加
前作「THE DEVIL’S RESOLVE」のリリースに伴ういくつかのショウを行っている時点で、すでに新作用の曲はほぼ完成していた。その本作の作曲は、オーリ=ペッカとキャスパーが分担して担当。そして、プログレッシヴ・ロックの要素が増幅。曲の長さも、タイトル・トラックと本編ラストの“The V ault”が11分を超える。 また、歌詞は新加入のヨンが作詞も手掛けた。さまざまな土地で生命を破壊してきたある野蛮な男を中心にストーリーは展開する。
■スタッフやスタジオを一新
本作のミックスに、バンドはペトリ・マユリを選んだ。HANOI ROCKSの「Twelve Shots on the Rocks」、「Another Hostile Takeover」、「Street Poetry」、Michael Monroeの「Sensory Overdrive」や「Horns and Halos」のミックスも手掛けてきた人物。オーリ=ペッカは、こう語る。「以前のプロダクション・チーム、ユッカ・ヴァルモとダン・スワノとは全く違う。ヴァルモ/スワノのコンビはとても上手くいったけれども、俺たちは今回新しい何かを試すことを願ったんだ」 そのペトリと共に行ったレコーディングも、過去作品とは異なる、伝説的なスタジオ『Finnvox S tudios』にて。 さらに、1stアルバム「Curse of the Red River」以来、AMORPHISやOPETHの作品も手掛けていることで有名なトラヴィス・スミスにアートワークを依頼。
BARREN EARTH
『ON LONELY TOWERS』
2015.04.22 Release
01. From The Depths Of Spring / フロム・ザ・デプス・オブ・スプリング
02. Howl / ハウル
03. Frozen Processions / フローズン・プロセッションズ
04. A Shapeless Derelict / ア・シェイプレス・デレリクト
05. Set Alight / セット・アライト
06. On Lonely Towers / オン・ロンリー・タワーズ
07. Chaos, The Songs Within / ケイオス、ザ・ソングズ・ウィズイン
08. Sirens Of Oblivion / サイレンズ・オブ・オブリヴィオン
09. The Vault / ザ・ヴォウルト
10. In Flight / イン・フライト
Tr.8 & 10: ボーナス・トラック
VICP-65303 ¥2,500+税
BARREN EARTH Official Website
http://www.barrenearth.com//
Victor Entertainment
http://www.jvcmusic.co.jp/rock/